♯13 ページ13
SGside
楽屋が静まらない中マネージャーに呼ばれ撮影開始。
撮影が早めに終わった俺は楽屋へと戻った。
やべ。
廊下を歩いてるとさっきのAちゃんが。
会釈だけして通り過ぎようと思った時、
A『あの！』
｢っ！？｣
A『さっきの私…大丈夫でしたかね？』
｢え？｣
A『さっき私が楽屋にお訪ねした時、皆さん目が点になってて…。しかもグクさんとSUGAさん…。一言も話さなかったので…。変な印象抱かれてるのかと…。』
いやそれ普通本人に聞くか？
｢あぁ。別に。俺はただしにくかったから自己紹介しなかっただけだし、グクも人見知りだから。
あいつ、慣れりゃすぐ話しかけてくるから心配しなくても平気だぞ。｣
A『そうですか…。』
｢なに？グクのこと好き系？｣
少しからかってやろうと思って言った言葉を本気に捉えちゃったようで。
A『いや！違います！私はSUGAさんのことが……！あっ…。』
｢え？｣
A『いや…なんでもないです…。急に話かけてすいませんでした…。失礼します。』
そう言うとAちゃんは廊下を歩いていった。
”私はSUGAさんのことが……！”
それって俺のこと好きってこと？
自分から話しかけてきて初の会話なのに誤って告白とか。
アホだな
でも
心の中で可愛いと思ってる自分もいたりした。
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作者名：流星 | 作成日時：2018年8月3日 22時
