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story17 ページ17

「胡桃ちゃんと何話してたの?」


「別に…」


キスしたとか言えないよ!


今日もまた、楓彩と登校する。


胡桃はまた生徒会の集まりらしい。


なんか、寂しいな…


なんて、何考えてんだろー僕。


「おはー」


僕の肩を叩くクラスメイト。


「あ、おはー!」


無理矢理明るくしてみせる。


「そのネイル可愛い〜!今度、あたしにもやってー」


「いいよ!」


そうだよ。


いつも通りにすればいいんだ。


いつも通りに…


「せーんぱいっ!」


同じ部活の後輩に抱きつかれる。


やめて!


楓彩のオーラが黒いの!


どす黒いの!


殺されちゃうよ!


「ねぇ、邪魔なんだけど?」

(威圧)


やめんかい。


親友として、恋人として、言っておこう。


辞めろ。


後輩を敵に回すんだぞ?


「ひぃ!」


逃げてっちゃったし…


「私の許可なく抱きつくな!」


恋人と親友辞めようかな…

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作者名:ふるるん | 作成日時:2018年1月21日 11時

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