古の文献：七大魔獣・色欲について ２ ページ30
続きです。
第一の人格は性行為に関する技術、知識を学ぶ際に、第二の人格と交代していたらしい。
第一の人格は前述したように性行為を嫌悪していたが、
第二の人格はそれとは反対に性行為が好きだったらしい。
彼女は娼婦という立場上、性行為に関係する事柄がないときはなく、
第一の人格は常に眠っていたようで、
その間は第二の人格が肉体の主導権を持っていたらしい。
そして数年後、彼女は初めての客を取ることになる。
その客は彼女が生まれ育った国の重役であったとされている。
客と性行為をした結果、
第一の人格は自身の肉体が穢れてしまったことに絶望し、消滅した。
第一の人格が消滅しているため、
その後淫魔と呼ばれ、七大魔獣・色欲の〈マリー・ウィリアムズ〉
となったのは第二の人格ということになる。
第二の人格は初めての客と性行為をしたことで、性行為の快楽におぼれてしまい、
その後は多くの男と交わり、性をむさぼった。
それにより、多くの男を快楽に溺れさせたことにより、
悪徳の魔王として認定され、淫魔の号をつけられる。
その後、悪徳の魔王となった彼女は、討伐対象となる。
討伐対象となった彼女はある兵士によって、瀕死の状態へ追い込まれる。
瀕死の状態となった彼女は、色欲の悪魔が封じられた神殿へ逃げ込む。
そこで、色欲の悪魔と出会い、契約した。
それにより、彼女は強大な力を手に入れるために、眠りにつくことになる。
それから数千年後、彼女は目覚めることになる。
目覚めた時代は、悪徳の魔王が滅び、
魔神と聖神が世界を変えようとしている時代。
目覚めた彼女は、悪魔との契約で手に入れた強大な力をふるい、多くの性をむさぼった。
色欲の悪魔は、交わった分だけ力が増すという能力を持っていた。
交わった相手が強ければ強いほど力が増すために、魔神やその仲間の男たちに目をつける。
その際に魔神、聖神、その仲間たちと戦闘になり、聖神に封印される。
魔神たちとの戦いの中で、彼女はその体を魔獣のような姿に変えていったとされている。
他の七大魔獣と呼ばれたものも魔獣のような姿に変わったことから、
七大魔獣と言われるようになったとされている。
この記録は
千里眼・狐帝〈ツカサ・イトウ〉からの情報によって書かれている。
狐帝〈伊東司〉の話。：かつての号の基準。→←古の文献：七大魔獣・色欲について 1
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麗奈 - 雪波さん» 雪波さんありがとうございます。リアルが少し忙しくなかなか更新できませんが、応援していただけるとありがたいです。 (2020年7月25日 14時) (
レス) id: 1571e7b92b (このIDを非表示/違反報告)
雪波(プロフ) - とても設定が面白く、続きが気になりました！ (2020年7月2日 20時) (レス) id: 898bcc5750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麗奈 | 作者ホームページ：yukisaaya12170525@yahoo.co.jp
作成日時：2019年10月4日 7時
