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「チッ…。A。お前はどうしてぇんだ…？」
キレ気味に聞かれたその言葉。
しかし私は即答することはできない。
選択肢は爆豪と帰るか、ここに残るか、なのだが。
私にはほぼ一択なようなもの。
勿論、爆豪と帰る。だ。
問題はどうやって答えるか。
速攻で爆豪と帰る方を選んでクラスメイトに嫌われるのもいやだし。
ここは前世で学んだ目上の人と話すときに使う…肯定から入り否定に周り結論をだすという方法を…！！
『…いや、確かにみんなと一緒にお話もしたいけ』「そーかよ、じゃあ帰るわ。」
『まっ…！！！』
肩を轟くんの方にドンッ、と押され、私は少しよろめいたところを轟君に支えられた。
『…最後まで…っ！！』
話を聞け！と、言ったころにはもうすでに階段を下っていて、昇降口に向かっていた
『…はあ…。』
「せ、せっかくだし、！！血糸も話していこうぜ…！」
私の落ち込んだ雰囲気を読み取ってくれたのか。切島くんが肩をたたいてこういってくれた。
『うん、そうだね。』
違うんだボーイ…。爆豪と気まずくなるって言ったら私にとってこれにない最大の嫌なことなんだ…。
三奈ちゃんとか葉隠ちゃんに肩を押され
半ば無理やり教室に入れられ。席に座らせた。
「血糸、俺、轟焦凍だ。なんか、すまん。」
まぁ、いいか。後で、謝ろう。
『ん、いいよ。血糸 A。よろしくね。』
私は初日にはできなかった自己紹介をクラス内にいる皆にすると、
一人ずつ軽くだが自己紹介が始まった。
自己紹介が終わると、始まったのは質問大会。
勿論、個性についての。
今日の屋内対人戦闘訓練でいろいろな個性を見たからだろう。
最初の的は轟くんと百ちゃんだった。
「ねぇ百ってなんでも出せるのーー！？」
「えぇ、構造と物質構成が分かれば生き物以外なら生み出せますわ…。」
「やっべぇ！！！轟は…！？めっちゃ凍らせてたよな！！！んで炎なのか！？」
「あぁ、俺の個性は半冷半燃だ。右で凍らせ左で燃やす。左はあんま使わないけどな。」
こんな話が続いていたのだが、
「てか！Aって訓練参加してなかったよな！？個性なんなんだ？！」
………と、的が変更された。
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いおり - 鮎川ノミさんっ!!…皆さん天才でございましょうか？ (2020年5月21日 15時) (
レス) id: cca091ad1c (このIDを非表示/違反報告)
いおり - はらまきさんもっ!! (2020年5月21日 15時) (レス) id: cca091ad1c (このIDを非表示/違反報告)
いおり - …しらすさんのっ!! (2020年5月21日 14時) (レス) id: cca091ad1c (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 作者さんの絵が上手すぎたっ!! (2020年5月21日 14時) (レス) id: cca091ad1c (このIDを非表示/違反報告)
魁冬.(プロフ) - 鮎川ノミさん» ああぁぁぁありがとうございます(;_;)！！返信遅くなり申し訳ございません！！使わせていただきますっっ！ (2017年5月27日 8時) (レス) id: 54e22c6e32 (このIDを非表示/違反報告)
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