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＊ ページ9

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「本当に何も守れなかったんです。


　私は妹の心さえ守れなかった。


　妹はまだ小さくてお母さんが大好きだったんです。


　両親が死んだ日、妹は


　お母さん、お母さんって


　ずっと叫んでたんです。


　私はそれを見てるしか出来なかったんです」


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忠「それでも、自分のせいとか


　 思ったらアカンよ」


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「そんなこと分かってるんです


　ずっと前から分かってました。


　守ってもらった命だから大切にしなきゃとか


　死んだらダメとか」


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忠「じゃあ、何で？」


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「自分を守るため、ですかね」


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設定タグ：関ジャニ∞ , 大倉忠義 , 雨
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ヤスぞん - 感動します・・・　　心の中にこの作品をしまっておきます (2012年10月30日 17時) (レス) id: a975e04bb7 (このIDを非表示/違反報告)
 きょうこ(プロフ) - ジーンとします。AYUさんのおはなしだいすきです。 (2012年9月30日 15時) (レス) id: f550babfce (このIDを非表示/違反報告)
 moko - なんか、心に染みますね・・・。 (2012年9月29日 22時) (レス) id: 8812b38ef5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：AYU☆ | 作成日時：2012年9月23日 15時

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