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あの後、Aちゃんの妹から
連絡があった
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電話帳に俺のこと登録してあったらしい
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今日は葬式
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俺が来てるからか
報道陣が沢山来てた
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俺はそれを無視して
Aちゃんの所に向かう
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妹「あ、大倉さん」
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忠「...妹さん？」
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妹「はい、亜美と言います」
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忠「…この度はお悔やみ申し上げます」
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亜美「っ…
あの…大倉さんに見せたいものが…」
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そう言って彼女が取り出したのは携帯
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亜美「この携帯は姉のなんです」
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そして、おもむろに操作し始めた
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亜美「これ、みてください」
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『大倉さん、ごめんなさい
やっぱり生きるのは辛すぎます。
でも、話を聞いてもらえて嬉しかった
これからも、沢山の人達を
幸せにしてあげてください。
もし、生まれ変われるのなら
また違う形であなたに会いたい』
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涙が止まらない
まるで、涙の止め方を忘れたみたいだ
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これは、未送信メール
これを送らずに命をたったのだ
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その後見たAちゃんは
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心なしか
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少し笑っているように見えた
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END
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ヤスぞん - 感動します・・・ 心の中にこの作品をしまっておきます (2012年10月30日 17時) (
レス) id: a975e04bb7 (このIDを非表示/違反報告)
きょうこ(プロフ) - ジーンとします。AYUさんのおはなしだいすきです。 (2012年9月30日 15時) (レス) id: f550babfce (このIDを非表示/違反報告)
moko - なんか、心に染みますね・・・。 (2012年9月29日 22時) (レス) id: 8812b38ef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AYU☆ | 作成日時：2012年9月23日 15時
