第１０３話 子供らしい ページ8
円堂「あ、おーい！！坂本！！吹雪！！」
どうやら自分達はかなり最後の方に来たようで、そこにはある１人以外の全員が揃っていた
円堂の声で、皆がこちらへ視線を向けるが
同時にAの様子に驚き、目を見開き声にならない声をあげていた
風丸「ど、どうしたんだ…？」
皆の傍で足を止めれば、Aは吹雪に正面から抱き付き、顔を埋めていた
困ったように笑いながらAの頭を撫でる吹雪
彼女らしくない、別人のような姿に一同は言葉もでない
だが思えば、寝起きの彼女(大体は見られる前にきちんと目を覚ましているのだが)には
子供らしい一面があったな…と思い出す
鬼道「坂本、何があった？」
眉を寄せながら、Aに優しく問いかけるが
Aは吹雪の胸に顔を埋めたまま、首を横にふった
…かなり、トラウマになってしまったらしい
その様子を見て、鬼道はAから話を聞くのは無理だと判断し
一緒にいたであろう吹雪に、説明を求め目を向ける
吹雪「あー…Aさん、お化け屋敷が苦手だったみたいで…それを知らずに、僕が連れて行っちゃったんだ」
困ったように苦笑いを浮かべる吹雪に、それは初耳な情報だと
だが自分より先に吹雪が知った事、今Aに抱きしめられているその状況に
鬼道は嫉妬せずにはいられなかった…
そしてふと、豪炎寺の言っていた事を思い出す。
彼によれば、Aは帝国に来る前は誰より怖がりで、泣き虫だったそうだ
今は冷酷無情と噂される人物になっているといえど
やはり根っこは変わらないのだろう
夏未「彼女、苦手ならなぜ断らなかったの？」
土門「坂本って仕事人間だし、アジトの可能性があるなら入らないわけにはいかなかったんじゃね？」
鬼道「それには同感だな。全く…」
目金「それで、吹雪くん達は何か見つけましたか？」
吹雪「ううん、何もなかったよ」
円堂「そっちもなかったか…」
栗松「坂本さん、入り損でヤンスね…」
秋「…あれ、一之瀬くんは？」
ふと秋が零した言葉に、キョロキョロと辺りを見回しその姿を探すが
確かにここにはいなかった
近くで聞き込みをすれば、案外すんなりと目撃情報が手に入り
どうやら彼は遊園地の外へ出たらしい
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アメミヤ♪(プロフ) - キキさん» ２月のキキさんへ。返信遅くなってすみません！私で答えられそうな事でしたらお答えします！ (2021年10月30日 17時) (
レス) id: 1ef70b6993 (このIDを非表示/違反報告)
キキ(プロフ) - アメミヤ♪さん» イナズマイレブンに関して聞いていいですか？ (2021年2月19日 6時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 夢主ちゃんが連れてかれたら、士郎の精神状態が大変なことになりそうだなと思った今日この頃← 夢主ちゃんみたいに頭の回転が早くて(良くて)ボーカーフェイスが上手くて、推理力あって、愛されている子になりたかった…←絶対無理笑笑 (2019年10月27日 22時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - オチの候補に基山ヒロトも入れたら、面白そうですねー(^ ^) (2019年10月22日 19時) (レス) id: 29705eefd3 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - あーやべー士郎可愛ええ←もうこれしか言ってない(汗 なんて言うんですか？あのー女子より女子過ぎてほんと可愛い！ (2019年10月21日 22時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメミヤ♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時：2019年10月8日 19時
