第１２８話 解放 ページ33
男「妹がどうなってもいいのか！！」
鬼瓦「彼女は我々が安全な場所に移した」
男「作戦失敗というわけか…一先ず手を引くとしよう」
鬼瓦「なに！？」
男「忘れるな！お前達は常にに監視されているという事を！」
坂本「っ！」
バッと手を払いのけられ、Aはバランスを崩し転びかける
その間に、男達は眩しい光と共に消えて行ってしまった…
鬼瓦「くそ…探せ！まだ近くにいるはずだ！！」
鬼瓦の指示に、それぞれ別方向に駆けて行く警官たち
坂本「…ワープしているのなら、もうこの辺りにはいないかもしれないな」
やれやれといった様子で溜息をつくAだが
今は豪炎寺を解放できたことが嬉しいのか、ふっと笑みを浮かべる
鬼瓦「ここまでよく頑張ったな。これで公に奴らを追う事が出来る、後は任せろ」
土方「良かったな、これでもうお前は縛るものはなにもない！！
行け！！お前を待っている仲間の下へ！」
土方の言葉に、力強く頷く豪炎寺
そしてAに目を向ける
坂本「俺は後から行くよ、先に行っていろ。…待たせすぎると、怒られるぞ」
ふふっと笑ったAに微笑み返し
豪炎寺は雷門イレブンのいるグラウンドに向かって走りだした
その背を微笑ましそうに見ていたAだが
ふとその表情から笑みが消え、眉を顰める
『！坂本A…！！まぁこれはこれで好都合か…こちらへ来てもらうよ』
自分はあくまで、豪炎寺のおまけだったはず
だがあの時の男の言葉は、まるで自分もメインであるかのような言い方だった
坂本(選手でもない俺が狙われるのは、バーンの言っていた通り
俺の頭脳を役立てようとしているからか…？なら俺でなくとも……)
鬼瓦「嬢ちゃんも早く行ってやれ。豪炎寺の復活を見届けるのも、お前の役目だぞ」
坂本「鬼瓦さん、本当にありがとうございました」
鬼瓦に頭を下げ、Aも走ってグラウンドへと向かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 224人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アメミヤ♪(プロフ) - キキさん» ２月のキキさんへ。返信遅くなってすみません！私で答えられそうな事でしたらお答えします！ (2021年10月30日 17時) (
レス) id: 1ef70b6993 (このIDを非表示/違反報告)
キキ(プロフ) - アメミヤ♪さん» イナズマイレブンに関して聞いていいですか？ (2021年2月19日 6時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 夢主ちゃんが連れてかれたら、士郎の精神状態が大変なことになりそうだなと思った今日この頃← 夢主ちゃんみたいに頭の回転が早くて(良くて)ボーカーフェイスが上手くて、推理力あって、愛されている子になりたかった…←絶対無理笑笑 (2019年10月27日 22時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - オチの候補に基山ヒロトも入れたら、面白そうですねー(^ ^) (2019年10月22日 19時) (レス) id: 29705eefd3 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - あーやべー士郎可愛ええ←もうこれしか言ってない(汗 なんて言うんですか？あのー女子より女子過ぎてほんと可愛い！ (2019年10月21日 22時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アメミヤ♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時：2019年10月8日 19時
