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第二話 ページ4

『みうなー、帰るぞい』


下校時刻になり、私は美雨奈に声をかけた。


「あいよー、ちょいまち」


私は廊下で美海奈を待った。

「おまたせー」

『帰ろー』


私たちは廊下を進み、外へ向かった。




下校中。





私たちが住んでいるところは結構田舎で、薄暗い今は、足元がよく見えなかった。


『トリップってさーほんとにあんのかなぁー』


「うーん…どうだろうね。あったら死んでまで推しに会いに行くけど笑」


そんなくだらない会話をしてた。


そして、細い道を通る。


(バキッ)

『ふぇっ?!』

「危ない!!!」



何が起きたか説明しよう。薄暗い狭い細い道を歩いていたら、フェンスがないところで足を踏み外し、結構高い位置から身が投げられた。


すると横にいた美海奈が私に反射的に抱きつき、

2人で高い場所から落ちた。


私たちは強く体を打ち付け、気を失った。

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作者名:天音 | 作成日時:2019年9月9日 9時

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