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第二十二話 ページ24

蝶屋敷に来て一日目は、生活に慣れるように落ち着くまで身体を休めろと言われた。







1週間して、ようやく蝶屋敷の生活にも慣れ、手伝える事があれば積極的に手伝っている。


でもまだ薬には触らせてくれず、蝶屋敷の方達がどういうような働きをしているのか見て学べ、と言われた。




善逸君達は…


まだ帰ってこない。






「Aさん、あそこの棚ある包帯取ってきてくれる?」

とアオイさんに言われた。


アオイさんとは結構仲がいい。

歳も近く、話も合う。






2週間ほど立ち、やっと雑用などの仕事をくれるようになった。


バリバリな修行はまだしていない。

というかさせてくれない……?




と思っていたある日、



「Aさん、近くに山があります。その上り下りを繰り返してやって来てください。日が暮れるまで」



としのぶさんに言われた。


え、山ってあの山?!


きっつ!!てか急だなぁ!!!



『えぇっ、1人でですかぁっ?!』


「はい、そうですけど…なにか不満でも?」


とどす黒い笑みで言われた。




『い、いえ…別に………行ってきます』



私は山に向かった。

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作者名:天音 | 作成日時:2019年9月9日 9時

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