第二十一話 ページ23
『はぁっ、はぁっ…』
蝶屋敷に着いた、
結構な距離走ったよ!!?
運動してない私からしたら地獄だった…
「大丈夫ですか?大分運動不足のようですね」
いや、しのぶさん痛いところつつくなぁ…
『あぁ、はい。まぁ……』
すると、こちらへ来てくださいと、
とある一室に連れていかれた。
「今日からあなたは私達が預かります。この部屋は自由に使ってください」
え、ままマジで言ってるんすか…
『あ、あの!なんで私なんかを預かってくれるのですか…?なぜ急にそんな…』
どうして私を知っているのか。
なぜここで預けてくれるのか。
何も聞いてないから分からないんですよ……
「貴方の事を知ってるのは単純に藤の花の家紋の家の方から話をお伺いしたからです。ずっと向こうにいる訳にはいかないでしょう?
あと…」
あと…?
「貴方を鬼殺隊士にしたいからです」
と笑顔で言われる。
え、は、は…?
『えっ、でも私弱いです!運動も出来ませんし!役に立てないと思います!!!』
するとしのぶさんは眉毛を下げ、
「だから貴方を強くするんですよ?第一運動能力が低くても、薬の調合などは覚えれば誰でもできます。なので貴方は戦わずとも隊士を1人でも救うことくらいできるはずです」
な、なるほどぉ…
『なるほど……できるか分からないけど、頑張ってみます!!今日からよろしくお願いします!』
というわけで今日から私は蝶屋敷で鬼殺隊士になるため修行をする事にした。
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作者名:天音 | 作成日時:2019年9月9日 9時