第十八話 ページ20
朝食を取り、藤の花の家紋の家から出る支度をする。
支度って言っても何も持ってきていないから、普通に部屋を綺麗にして、私は部屋から出ていく。
そして、みんなも支度が終わり、藤の花の家紋の家から出る準備ができたようだった。
善逸君達も鬼殺隊だ。
もちろん次の任務がある。
『私も着いていく!!お願いします!邪魔はしないから!!!』
とさっきから頼み込んでいるが、
危ないからダメだ、と止められている。
するとお婆さんが、
「お嬢さんを預けてく出さるという方がいますので、そちらの方に行きなさい。待たせてしまってはなりません。」
私を預けてくれる人?
んなもん知らんわ!!!
私は善逸君達といたいの!離れたくないの!
『うぅー離れたくないよぉぉぉ……』
でも、
しょうがないのか…
もし私も着いて行って、足を引っ張ったりして死人が出てしまえば最悪なことになる。
お婆さんは炭治郎君、伊之助君、善逸君に切り火をし、
「どのような時でも誇り高く生きてくださいませ」
と言った。
『私、待ってる!!ついていけないなら、善逸君と並べるくらい強くなってまた会えるまで待つ!!だから死なないでよね!3人とも!!!』
涙をこらえて私は言った。
この際しょうがないよ。
だったら私が強くなってついていけるようになるんだから。
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作者名:天音 | 作成日時:2019年9月9日 9時