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第十六話 ページ18
部屋に用意されていた布団に寝っ転がり、考え事をしていた。
今日はほんとに色々ありすぎた日だ。
トリップなんてほんとにあるとは思っていなかった……
大好きな善逸君にも会えたし。もうあと500年は生きれる。
夢でないといいな…。
朝目が覚めたら現実世界に戻ってるとかやめてよね！
ほんと。
あわよくば
ずっとここで生きたい。
今日改めて実感した。
私は善逸君が大好きなんだ。
架空の存在なんかじゃない。だって目の前にいるんだもの。
絶対私は善逸君から離れたりなんかしないから。
だからお願いします。
いつか私だけを見て。
私も私だけ見て貰えるような女になります。
だからお互い愛し合えるような関係にさせて下さい。
私はゆっくりと目を閉じ
現実世界に戻らない事を願い
眠りに落ちた。
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作者名：天音 | 作成日時：2019年9月9日 9時
