直球の愛し合い【我妻善逸】『トリップ』 (ページ11)

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第九話ページ11

すると、襖が勢いよくあいた。

「猪突猛進！猪突猛進！！」

『グフッ！！』

みぞおちに強烈な痛みがっ……

突進してきたのは、猪頭の、そう

嘴平伊之助だった。

「おい！伊之助！女の子に突進するな！危ないだろう！！」

と部屋から出て伊之助を注意しているのは

竈門炭治郎。

うおぉ、やべぇ。

鼻血でそ………。

「驚かせてごめんな。善逸の知り合いか？」

と炭治郎君は私に聞いてくる。

『ししししっ知り合いというか！まぁ、はい！』

やべぇ、めっちゃ噛んじゃった…

「俺の未来の奥さんですっ！！」

と横から善逸君が割り込んできた。

ぐへへ、未来の奥さんだって。ヒューヒュー

『しししっ白雪Aです！よろしくお願いします！！』

「いい名前だな！俺は鬼殺隊の竈門炭治郎だ！」(ニコッ)

うぉぉ。長男スマイルパネェ…。

私は差し出してきた炭治郎君の手を握り握手をした。

ふぁぁぁぁ！！炭治郎君のおててだ！やばい！男の子って感じだぁぁ！！

「ちちちちちょっと！！！俺のAちゃんに手出すなよ！！！？？？」

と善逸君は言う。

いや、大丈夫よ。善逸君は本命だから((

「俺様は嘴平伊之助だ！山の王だぞ！！がははは！！」

『わぁぁ！！よろしく！伊之助君！！』

かまぼこ隊やべぇ……