第3話 普通の（普通じゃない）日常 part2 ページ5
詩織side
詩織「あ、ねえねえ次郎実はね、こないだの商店街の福引きで海のリゾート一泊二日の券を当てたんだ。定員3人だから、一緒に行こーよ。」
優しい次郎の事だ。喜んでオッケーしてくれるはず！
モヒカン野郎？ああ。そこら辺にいるんじゃない？
佐久間「もう一人は？」
詩織「………え？」
聞き返すと、呆れた様な顔をされた。
佐久間「まさか、前みたいに定員以下の二人で行くとか言うんじゃないだろうな？」
詩織「な、何と察しの良い。恐ろしい子だ。」(小声)
佐久間「聞こえてるぞ。全く……お前はいつもいつも。」
な、なんと…
詩織「じゃあさ、もう一人呼ぶなら良いの？」
佐久間「まあ、それなら良いけど。」
やったー
あ…誰を呼ぼう
佐久間「で？誰を呼ぶのか？お前、口悪い所為で友達いないだろう？」
詩織「いや、だってさ、私は悪くないんだよ。その……ちょっとしか。」
佐久間「昨日、詩織と口喧嘩してた子、後で泣いてたぞ。一体何を言ったんだ？」
昨日、口喧嘩した子？えーっと誰だっけ？
詩織「………あ、ああ。あの悪口製造機？それともぶりっ子馬鹿野郎？あ、ひょっとして我儘ホルスタイン？あ、モヒカン野郎？」
佐久間「おい、ちょっと待て。お前は何人と喧嘩してんだよ。あと、不動は解るとして、その3人誰だ？」
えーっとなんて名前だっけ？確か、
詩織「シマノにアイザワにキタザキだっけ？」
不動「ハッ(笑) 島田に相川に北垣だろうが。お前クラスメイトの名前もわかんねぇのかよ。」
ああ、そう言えばそんな名前だったな。
詩織「って言うか、なんでお前がこっちの話を聞いてんだよモヒカン馬鹿野郎。」
不動「ああ？誰が馬鹿だって？俺の方が成績良いし。」
詩織「ええ？」
島田「ちょっと、佐久間詩織。昨日はよくも萌利を泣かしてくれたね。」
詩織「萌利？ああ。北垣か。」
佐久間「北垣じゃなくて、相川だ。相川萌利。」
詩織「あれ、そーだっけ？で、昨日尻尾巻いて逃げたグループのリーダーサマがなんの用なわけ？」
島田「はあ？ふざけんじゃないわよ。こっちは友達泣かされてんだからね。」
不動「とか言って、友達にかこつけて詩織に文句言いたかっただけだろ。」
お、こいつ良いこと言った。
詩織「おお、よしよし良いこと言ったな偉い偉い。」
不動「ああ？お前絶対馬鹿にしてんだろ。しばくぞ。」
島田「無視してんじゃないわよ。」
よくわからないが、顔を真っ赤にしている。
ーー
キリ悪いけど次いきます。
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血塗れの天使(プロフ) - ありがとうございます！こんな時期ですがめげずに頑張りましょう！ (2020年5月2日 10時) (
レス) id: 6b588f05c4 (このIDを非表示/違反報告)
ふるる。(プロフ) - 更新は停止しても最後まで 完結にたどりついたのが血塗れの天使です！尊敬します！私も勉強苦手なんですよ……しかも今年受験生なのに全然勉強に身が入らないんです。お互いに頑張りましょ！ (2020年4月30日 22時) (レス) id: 28f80b2ad3 (このIDを非表示/違反報告)
血塗れの天使(プロフ) - ありがとうございます!どうにも勉強が苦手で…完結に至るまで何度も更新停止してしまって申し訳なかったです (2020年4月30日 13時) (レス) id: 6b588f05c4 (このIDを非表示/違反報告)
ふるる。(プロフ) - 小説、面白かったです！中間や期末テストって大変だよね〜私もいっつも苦労しております……宿題なんか３日前で終わらせる人です（笑） (2020年4月27日 9時) (レス) id: 28f80b2ad3 (このIDを非表示/違反報告)
血塗れの天使(プロフ) - カカオ豆とりんごと作者さん» まっとるぞーはよやってくれ〜 (2020年1月26日 10時) (レス) id: 6b588f05c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：血塗れの天使 | 作成日時：2018年7月21日 15時
