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あなた「うっ・・・ぐすっ千寿郎くん・・・ごめんね、私・・・」千寿郎「姐さん・・・」 ページ19

A「炭治郎くん!千寿郎・・・くん!」

炭治郎「Aさん!?」

千寿郎「ねっ、姐さん・・・!?」

炭治郎「・・・煉獄杏寿郎さんの、訃報はお聞きでしょうか・・・。杏寿郎さんから、お父上と千寿郎さんへの言葉を預かりましたので、お伝えに参りました。」

千寿郎「・・・兄から?兄のことはすでに承知しております。あの、大丈夫ですか?あなた、顔が真っ青ですよ。」

あの人が死んで、私達は普通に見えるが
全然そうではない。
だって、まだ私____

「やめろ!!!どうせ下らんことを言い遺しているんだろう!!」

あれは・・・

A「槇寿郎・・・さん。お久しぶりです」

槇寿郎「・・・Aさんか。久しぶりだな。怪我はないか。」

A「・・・杏寿郎のおかげで怪我はありません。ですが、少しお話、よろしいでしょうか。」

炭治郎「(Aさんから怒った匂いが凄いっ・・・)」

あの子達が泣く前に、怒る前に、
私が話をしないと____

千寿郎「姐さん・・・?」

A「煉獄杏寿郎こと、私の旦那は精一杯私達の為、人の為と立派に戦い、守り抜きました。知ってましたか?乗客、二百人をです。その場には下弦の壱や上弦の参がおり、下弦の壱を炭治郎くん達が。上弦の鬼を杏寿郎が戦っておりました。ですが、負けてしまいこのようなありさまです。でも、私は彼が負けたとは思っていません!あの人の死を、悲しめ、泣けとは言いません。ただ、認めてやって欲しいのです。煉獄杏寿郎の頑張り、守り抜いたものを。」

だから今、私は生きている。

あの人のおかげで。

千寿郎「っ・・・」

やはり千寿郎くんは泣いてしまった

こうやって誰かが槇寿郎さんの前でガミガミと怒った人はいないのだろう

A「槇寿郎さん」

槇寿郎「なんだ・・・っ」

A「どうか間違いのないお考えを」

槇寿郎「・・・!?」

槇寿郎さんは何かを見て驚いていた

なんだ・・・?

槇寿郎「お前・・・そうか、お前・・・。日の呼吸の使い手だな!?そうだろう!」

炭治郎「日の呼吸・・・?なんの事ですか?」

やばい・・・!

ドガァッ

炭治郎「!?(速い!素人の動きじゃないぞ!)」

千寿郎「父上!やめてください!!その人の顔みてください!具合が悪いんですよ!!」

思い出した・・・炭治郎くんはまだ・・・!

槇寿郎「うるさい!!黙れ!!」

バシイッ

千寿郎「っ」

A「・・・いい加減にしろ!!!!」

「「!?」」

私は千寿郎くんを支えながらそう放った

あなた「久しぶりに会えて嬉しかった」千寿郎「私もです!」→←あなた「しのぶちゃーーんっっ!!蜜璃ちゃーーん!」しのぶ「何も言いません、泣いていいですよ。」蜜璃「よしよし・・・!(いつもクールな子がこんなに泣きじゃくるなんて、可愛いわ!)」



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設定タグ:竈門炭治郎 , 煉獄杏寿郎 , 無限列車   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:雛闇 | 作成日時:2020年11月9日 22時

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