検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:13,359 hit

ページ30

草「俺は、お前は人を守ったり、束ねたりするような柄やなくて」
 「爆発したがりの爆弾やと思っとったんやけど」
貴「何気にひどいね、出雲兄」
草「ははっ、十束には違うもんが見えとったんかなあ…」

多々良兄には違う視点で見てたのか?

多々良兄はそう思うと不思議だったなあ…

尊「十束よりお前の方が正しいさ」

あ、出雲兄の方が正しいのか

草「だとしても王になってからのお前は爆発する爆弾やなく」
 「守るべきものをまもるために打ち抜く銃になっとった」
貴「守るべきもの…」
草「お前と、お前の周りに集まった連中とあないに愉快な時間を過ごせるとは」
 「…思ってもみいひんかった」
尊「かゆいこと言ってんじゃねえよ」

と、尊兄は寝返りをうつ

草「そやな」
 「年取ると、過去にすがるようになってあかんわ」

出雲兄はわざとらしくため息をついた

草「アンナ、A、行こか」
 「尊はこれから野暮用や」
ア「うん」

待って、私来る意味あったのか?

貴「野暮用?」
草「そうや」
 「尊、お前にお客さんや」

尊兄はそう言われると、段から降りていってしまった

アンナが寂しそうな顔で見ている

そんな悲しそうな顔をしなくてもいいのに…

草「ほいでも、お前は最高の王や」

出雲兄が小さく何かをつぶやいた

貴「え?」

聞き返したけど、出雲兄は教えてくれなかった

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←占拠



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

十束レイラ(プロフ) - 西條アリサさん» コメントありがとうございます!伏見、かっこいいですよね! (2018年12月17日 6時) (レス) id: 3991f2bb68 (このIDを非表示/違反報告)
西條アリサ - 面白かったです!伏見君、かっこいいです! (2018年12月16日 18時) (レス) id: 9d6400d0c3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:皇レイラ x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年11月14日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。