殺してほしい【オリジナル】

第2話 ページ2

2015年8月2日ーー



















今日は、
保田 逸郎
の依頼で、本人の家で取引をしていた










保田の家は、いわゆる大豪邸と言うやつだろうか



庭にはプールがあり、
部屋の隅に高そうな置物がある


いくらで引き取ったのかは分からないが、
保田の後ろにはボディガードのような
男がスーツを着て立っている





保｢ここの村に住む住民だ。｣





保田が差し出した写真には
ある村を上から撮ったような景色が映し出されていた




望｢？見た事ねー村だな｣




保｢ここからそう遠くはない



なんなら、私の所の運転手を派遣しよう｣



望｢で？ここの村に住む一定の人物なのか
全員なのか
はっきりさせろ｣





保｢．．．京極、京極家全員．．．．．．。｣






きょうごく．．．？








望｢京極家1家？悪ぃけど俺には京極サン家
の顔を知らねぇからさぁ｣


保｢京極家はひと目でわかる
容姿が不気味だ。髪が皆真っ赤なんだよ、
目は真っ黒．．．．．．良く目立つだろう、
見ればすぐわかるさ｣


望月は、ぼやぁっと、

俺と色が逆だなぁ、、

と呑気に考えていた。


望月の髪が真っ黒で目が真っ赤なのに対し、
京極家と言うやらは髪が赤く目が黒いという。





望｢キョウゴクサン家に恨みでも．．．?｣

保｢お前にはもう言っていることなのだが、、


闇取引をしているときだ．．．．．．、
人気のないところを選び、この村の
小汚い大きな小屋に入ったんだ。

すると、本当にたまたま居ただけなのか、
一部始終話を聞いていたのかは分からんが、
京極家が全員で小屋の隣で山菜を採っていたんだ。

悪いがこの話を聞いた奴を生かしておく訳には行かない｣


望｢キョウゴクサンってのが
何人いっか分かんねぇけど、まあまあ高くつくぜ｣




保｢100も承知だ。
ここにある金は全部お前用だ
持ってけ｣


望｢おぉぉぉ〜っ
さっっすが旦那だわァ〜分かってるね〜｣



















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最近の望月の仕事は順調だった。
望月の、銃など使わずに、ナイフ1本で
首を裂くという独特な殺り方で、
依頼されたどうり仕事をこなし金を集めた。









翌日、望月は保田の派遣した運転手によって
依頼でされた村に向かった

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