ごっ! ページ6
声が聞こえるとその子は急いで作ったスポドリをカゴの中に入れた。
バレー部の人「やばい!時間が!」
A「大丈夫?持ってくよ」
バレー部の人「すいません。お願いします」
バレー部の後輩くんは重たいスポドリではなく私にタオルを待たせた。優しいね後輩くん。
このまま体育館入ったらやばい。ギャラリーの女子に何を言われるかわからない。
A「体育館のドアまででいい?」
バレー部の後輩くんは感づいたのか了承してくれた。
ここでなんと、なんと、なんとだ!!!
「1年生大丈夫?」
及川さんと違って大人っぽい声が聞こえた。
後輩くんが急に止まったので、持っていたタオルの山を崩しかけた。
A「ちょっ、急に止まんな……」
バレー部の人「松川先輩!!大丈夫です!遅れてすいません!!」
松川「いや、大丈夫。まだ休憩入ってないから。ただ心配で見に来ただけ。今日1人だけでしょ?」
松川先輩?あっ松川先輩ってあのま つ か わ ?
嘘だろだと思い後輩くんの横から顔を出すと、あのアヒル口で大人の色気がすごいせーたかのっぽがいた。
松川side
もうすぐで休憩に入るのに1年が来ない。
俺の練習は一応ここで終わりだし、見に行くか。確か今日は1人だった気がするし…。
松川「及川ー。当番の1年来ねーから、ちょっと見てくるわ」
及川「まっつん優しいね!確かに心配だし、いってらっしゃーい!!」
相変わらず及川は軽いな。試合中のようなあの及川はどこいった。
水道の方に向かうとスポドリの入ったカゴを持っている1年が見えた。
松川「1年生大丈夫?」
バレー部の人「松川先輩!!大丈夫です!遅れてすいません!!」
松川「いや、大丈夫。まだ休憩入ってないから。ただ心配で見に来ただけ。今日1人だけでしょ?」
すると1年の後ろからひょっこりと小さい女の子が現れた。
ん?あれは…あの子じゃないか。
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作者名:明生 | 作成日時:2018年11月12日 16時