第１９話 疑心 ページ22
ギスギスした空気が漂う中、長い廊下を歩きようやく雷門イレブンの控え室に到着。
坂本「この廊下を真っ直ぐ行って右に曲がれば、手洗い場がある。自由に使うといい。
そしてここがお前達の控室だ」
Aの案内が終わり、円堂が控室の扉を開けようとすれば
扉は開き、中から鬼道が姿を現した。
円堂「鬼道！！」
鬼道「無事に着いたみたいだな」
染岡「なんだと？ まるで事故でもあった方がいいような言い方じゃねーか！まさかこの部屋に何か仕掛けたんじゃ…」
鬼道「安心しろ、何もない」
そう言い立ち去ろうとする鬼道は
壁によりかかっていた豪炎寺と、互いに鋭い視線が交わる。
染岡「待て！！ 何やってたか白状しろ！！」
円堂「染岡、鬼道はそんな奴じゃない」
染岡「止めるな円堂！」
鬼道「勝手に入ってすまなかった」
背を向けたままそう言い、鬼道は去って行った。
円堂「鬼道！試合楽しみにしてるからな！！」
眩しいようなその声を、後ろから聞きながら。
染岡「おい、控室を徹底的に調べるぞ。どうにも信用ならねぇ」
半田「あぁ」
坂本「それは無駄な行為だからお勧めしないよ。
…鬼道はそんな小細工はしない、ピッチの上で正々堂々と勝負する事を望んでいるからこそね」
秋「坂本さんは、違うの？」
坂本「さぁ。……俺の案内はここまでだ、３０分後のアップまで自由にしてるといい」
円堂「あぁ、ありがとな！」
秋の問いかけに、どっちつかずな答えを返し
Aも鬼道を追うようにその場を去っていった。
豪炎寺「………」
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アメミヤ♪(プロフ) - マナさん» 返信お待たせいたしました！コメントありがとうございます！私が小説を書くときは、長台詞にならない事、想像しやすいような描写、書いていなくてもその時の心情が分かるような表現、流れのテンポ、行動の意味のつじつま、などを心がけています！言うだけはタダ！ (2021年10月30日 17時) (
レス) id: 1ef70b6993 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 作品読んで感動しました、どう作品書いてらっしゃるか教えてほしいです！ (2021年9月14日 20時) (レス) id: 3e93b35eb1 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 初めまして！作品観覧させて頂きました！！夢主ちゃんはプロジェクトZ？と関わってるみたいですね。しかも、鬼瓦さんとも知り合い(？)みたいですし続き楽しみにしてます！！更新頑張ってくださいね！ (2019年9月8日 10時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました。これからも頑張って更新してください！(^^) (2019年9月4日 0時) (レス) id: d7bac13e1b (このIDを非表示/違反報告)
水銀(プロフ) - 上手く言えないのですがめちゃくちゃ好きです…主人公は本当は豪炎寺の事を大切に思っているのが伝わりました…！これからどうなっていくかとても気になります！ (2019年8月28日 3時) (レス) id: 78abf1c607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメミヤ♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時：2019年8月25日 19時
