第２２１話 カタログ ページ15
外に出ると案の定練習を始めており、この話は練習後でいいかと
今は仕事にひと段落ついたらしい秋達に声をかける
坂本「木野、音無、冬花」
名前を呼ばれた三人はAに気付き、視線を向ける
秋「坂本さん！監督の手伝いは終わったの？」
坂本「あぁ。今抜けられるか？」
Aの言葉に３人は顔を見合わせ、首を傾げた
練習のビデオ記録は目金に任せ、Aに連れられ宿舎へと戻った３人は
事情を聞きながら採寸をしていく
坂本「後でドレスのカタログを見せるから、好きなものを選ぶといい」
春奈「ありがとうございます！坂本さんも、もちろんドレス着るんですよね！？
なら私ドレス選びお手伝いします！！絶対坂本さんの魅力を引き出せるものを選んでみせますから！！」
断る事のできないくらいの熱量で言う春奈に、思わずAは少し驚きながら頷いてしまった
採寸を終え、男子のサイズデータを久遠のパソコンに送りながら
店のカタログページを開き、ドレスを見ていく
ドレスが決まり、彼女たちがグラウンドへ戻ると
ちょうど練習が終わる頃合いだったようで、ベンチへ戻って来る選手達に声をかける
「「親善パーティー？」」
坂本「試合をする前に親睦を深めたいので、今日の６時、ロンドンパレスに正装してきてほしいと。
イギリス代表、ナイツ・オブ・クイーンからの招待だ」
綱海「正装？」
立向居「こんなネクタイした黒い服の事ですよ」
手でリボンの形を作って説明する立向居だが
綱海が思い浮かべたのはまるで漫才師のようなネクタイ
綱海「？…えぇ！？あんなもん着んのかよ！！」
目金「まぁ当然と言えば当然ですね。何と言ってもジェントルマンの国なんですから」
坂本「衣装は後で届くから、５時半までに着替えを済ませて出発の準備を終えておくように」
午後の練習はないようで、Aは３人の選んだドレスを久遠に伝えに行く
その後はイギリス代表を優先し、グループAに属するチームについて本腰を入れ調べるようだ
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琴葵(プロフ) - 面白すぎて一気にシリーズを見てしまいました！！！更新楽しみに待ってます！！！！！！！！ (2019年12月19日 13時) (
レス) id: b0ea0349a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 初コメ失礼します！お話を読んでとても興奮しました！豪炎寺の事が大好きな私にとってこのお話はほんとに神です！これからも楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2019年12月3日 6時) (レス) id: f531a252e9 (このIDを非表示/違反報告)
娘娘(プロフ) - 失礼します！いつも「冷酷に、無情に」の更新楽しみにしてます！とうとう6章ですね！これからも頑張ってください！ (2019年11月30日 19時) (レス) id: c2f40fc0cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメミヤ♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時：2019年11月30日 19時
