第２４４話 タイミング ページ38
坂本「俺は影山の下に行く。だからしばらく姿を消す事になるが心配はいらない、あの人は俺に危害は加えないよ」
豪炎寺「だが影山は、元々お前が悪事の証拠を掴むために近づいたのを知っている。
今回のお前の行動も筒抜けなんだぞ、その状況でお前を易々とテリトリーに入れ、野放しにするとは思えない」
最悪の場合、洗脳や記憶抹消などされたらどうするつもりだ
と、少し現実離れしているが影山ならやりかねぬ事を豪炎寺は考え心配していた
坂本「フッ、それならそうなる前に逃げるさ。…約束は守る。これは孤独な戦いじゃない、俺はお前達と共に戦っているよ」
イナズマジャパンは
Aは
場所は違えど心は同じだ、とAは豪炎寺に微笑めば
豪炎寺はその覚悟に何も言えなくなってしまい、悔しそうに拳を握っていた
坂本「大丈夫。少しの間姿を消すだけだ、長くチームを空けるわけにはいかないしな」
その拳を両手で包み、Aは豪炎寺の頬にキスを落とす
豪炎寺「！」
坂本「じゃあ、俺は久遠監督に話をしてくる。…お前も約束通り、サッカーに集中しろよ」
Aの出て行った扉を見つめたまま、豪炎寺は眉をよせ考え込むように視線を下げた
坂本「………」
昼の練習が始まる前に、久遠に話をつけたAは
一度部屋に戻り選手達に悟られる前に、宿舎から姿を消す
一方
宿舎に戻ってきた鬼道は、昼間に見た影山らしき男の事を知っていそうなAに話を聞くため部屋に訪れるが
ノックをしても返事はなく、寝ているのかと静かにドアを開けてもそこに彼女の姿はなかった
またどこかに行っているのか、夕食には戻って来るだろう。と話を持ち越す鬼道だったが
夜になってもAの姿を見る事はなく
鬼道(まさか、影山と…！)
察しのいい鬼道は、彼女の性格と、影山との関係を良く知っているため
このタイミングで消えたとなれば、影山に関係しているとしか思えなかった
Aに連絡をいれてみるが応答はなく
監督に行き先を聞いてみても答えてはくれず、ただその内戻って来るとだけ言われた
鬼道(A…っ)
不動「………」
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琴葵(プロフ) - 面白すぎて一気にシリーズを見てしまいました！！！更新楽しみに待ってます！！！！！！！！ (2019年12月19日 13時) (
レス) id: b0ea0349a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 初コメ失礼します！お話を読んでとても興奮しました！豪炎寺の事が大好きな私にとってこのお話はほんとに神です！これからも楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2019年12月3日 6時) (レス) id: f531a252e9 (このIDを非表示/違反報告)
娘娘(プロフ) - 失礼します！いつも「冷酷に、無情に」の更新楽しみにしてます！とうとう6章ですね！これからも頑張ってください！ (2019年11月30日 19時) (レス) id: c2f40fc0cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメミヤ♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時：2019年11月30日 19時
