第１９７話 作戦 ページ41
翌日
その日の練習は午前で終わりのようで、乃々美の差し入れてくれたお弁当を食べた後は自由行動だ
坂本(…円堂は少し放っておいてみるか。飛鷹も順調のようだし、今日は全員のデータを編集して…
あぁ、“あのチーム”についてもまた調べて、響木さんにも確認してみるか…)
頭の中で予定をたて、タブレッド片手に部屋へ戻ろうとすれば
鬼道「坂本、この後は開いているか？」
坂本「…ん？…まぁ、急ぎの用はないからな。時間はあるが…どうかしたのか？」
鬼道「なら着替えて来い。出かけるぞ」
フッと笑みを浮かべた鬼道に、Aは首を傾げつつも承諾し
どこへ何の用なのだろうと疑問を浮かべながら部屋に戻っていく
リカ(おっしゃ！まずは作戦成功やな…後は頑張りや鬼道！！)
こっそりとその会話に聞き耳を立てていたリカは、ニヤニヤと笑みをこぼす
塔子「ごめんよA……あたしには止められなかった…」
リカの傍で大きく溜息をつく塔子
と次の瞬間、リカが新たなターゲットを発見
その視線の先にいたのは、円堂を見つめる冬花
私服に着替えたAは、同じく私服に着替えた鬼道に連れられ
外へと出かける
坂本「鬼道、どこに行くんだ？」
吹雪で慣れてしまっているのか
初めて鬼道がAの手をとったことにリアクションはなく、
エスコートするように隣を歩く鬼道に目的地を尋ねた
鬼道「遊園地だ」
坂本「……遊園地？」
鬼道「俺達の優秀なトレーナーさんは、どうやら働きづめすぎるようだからな。息抜きだ、ほら行くぞ」
坂本「！」
わざわざ自分のために、鬼道は連れ出してくれたようだ
驚くAを他所に、優しく手を引く鬼道
吹雪といい鬼道といい、そんなに自分は忙しく見えているのだろうか…？
少し戸惑っていたものの、その気遣いが嬉しいのかAはフッと笑みを浮かべた
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リーヤ - 一人称が俺…ここまで読んでみたけどまだ俺なんですか… (2020年5月20日 1時) (
レス) id: 83002b8c6f (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - やはりオチは豪炎寺になるんでしょうか？流れ的に！ (2019年11月24日 19時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - アメミヤ♪さん» いえいえ、こちらこそです！ 更新頑張ってくださいねっ！！ (2019年11月23日 20時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
アメミヤ♪(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» ご指摘ありがとうございます！！ひえっ！お勧めしていただき感激です！！そしてお友達にもありがとうございます！！！ (2019年11月23日 19時) (レス) id: 1ef70b6993 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - またまた失礼します。 必殺技『グングニル V2』が『グングリル V2』になってましたよ〜 友達にも勧めさしてもらいました！ 見たら、『面白い！！』と言っていました。 (2019年11月22日 22時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメミヤ♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時：2019年11月6日 19時
