第１５３話 無駄ではなかった ページ8
豪炎寺「…させるものか」
吹雪「え…？」
鬼道「豪炎寺…」
そんな冷たい闇に、Aを連れて行かせるものか
奪われてたまるものか
豪炎寺はベンチの前に膝をつき、魘され続けるAの頬に手を添え
そっと、唇を重ねた
すると何かに導かれるようにAの表情は和らいでいき
豪炎寺がゆっくりと唇を離せば、彼女は小さく呟いた
坂本「……しゅう、や」
彼の名を呟き、静かに目を開いたAは
目の前にいる豪炎寺を見て、微笑んだ
豪炎寺「おはよう、A」
頭を優しく撫でる豪炎寺に、Aは心からの微笑みを浮かべる
チームメイトの様子を気にかけ、情報も素早く集める
自分の事は二の次で、まるで休みのなかった彼女
豪炎寺「よくやった。もう休め」
豪炎寺はまた、キスを落とした
一瞬驚いたものの、目を閉じてそれを受け入れるA
豪炎寺に言われ、全てが報われた気がした
孤独に戦い続けた自分が、決して無駄ではなかったと
そしてその戦いのために裏切り行為を続けてきた自分が、許された気がした
他の者が入り込めなどしない二人の空間に
Aに想いをよせていた吹雪と鬼道は
悔しそうに、だが認めるようにそれぞれ表情を浮かべ見ていた
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吹雪彩香 - そうですか(^^)楽しみです！これからも更新頑張ってください、応援してます（≧∇≦）これからどうなっていくのか楽しみですね〜！！ (2019年11月5日 19時) (
レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
アメミヤ♪(プロフ) - 吹雪彩香さん» この作品を読んでいただき、ありがとうございます！現在の展開は豪炎寺くんに寄っているようですが、今後どうなっていくのか・・・。結末は小説の中で！ (2019年11月5日 19時) (レス) id: 1ef70b6993 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - えっと〜、豪炎寺君はオチと捉えていいんですよねヽ(´o｀； (2019年11月5日 19時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - やっとオチが出ましたね(^^)予想通り豪炎寺でしたか!またこのシリーズで、もしもオチが吹雪君だった場合のやつも是非更新してください、お願いします(・ω・)ノ (2019年11月4日 19時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 続編おめでとうございます(^^)私的にオチは吹雪君がいいですね！ (2019年11月3日 23時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメミヤ♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時：2019年11月1日 19時
