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* お菓子不足 * 紫原敦 ページ6

貴方side




紫「お菓子食べたい〜、Aちん何か持ってる〜?」



『無い。待ってるから買ってくれば?』





なんという偶然。

ちょうどコンビニの前だし。



コンビニを指させば、ぶー、と子供みたいに駄々をこねる敦。

あ、元々子供だった………




紫「Aちんも行こうよ〜!」




『そこのコンビニ知り合いの男子いるから嫌なの!』





そう言うと、敦はピタッと静止する。


何事かと顔を覗きこめば、ぐいっと手を引かれて歩みが再開する。




紫「じゃあ行かない〜その代わり、今度Aちん食べるから」






『ん?今じゃなくていいの?』





あれ、また止まっちゃった。


ぐいぐいっ、と繋がっている手を引っ張っても、動く気配はない。



人少なくてよかったよ、こんな巨人がいれば怖くて道を通れないからね。(嘘、冗談だから)


口が裂けてもそんなこと言えない。





紫「………………Aちんが誘ってくる…………」



『…………………………断じてそんなことh ん、っ…………!』




2回目。


人が少なくて良かった。


急に少し屈んで唇を重ねてくる敦に驚きながら、心からそう思う。



さっき舐めていた飴の味がする。


敦らしい。




唇が離れると、敦を見る余裕を持てた。


微かに顔が赤い気がする…………!




『顔赤いよ?』



紫「赤くないし」



『照れた?』



紫「照れてないし」



『私の事好き?』



紫「好きだし」





うん上出来。






ちなみにこの後食べかけられた。

* お家デート * 氷室辰也→←* お弁当 * 青峰大輝


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設定タグ:黒子のバスケ , 短編集 , 百羅狗   
作品ジャンル:恋愛
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黒色ペンシル@秋識命(プロフ) - 今日まとめて全部読みましたwwすっげえ面白かったです!なんかキュンキュンが止まらない← (2017年5月18日 9時) (レス) id: 1f46e6e2fb (このIDを非表示/違反報告)
夜行猫 - 百羅狗さん» (ちょ〜っと蒸し返します。)そのケチャップで○ねたら最高ですね、私は。← (2017年5月6日 16時) (レス) id: 3146a4a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
百羅狗 - 夜行猫さん» 私も忘れてました笑( *´艸`)クスクス (2017年5月2日 20時) (レス) id: b33e11fa68 (このIDを非表示/違反報告)
夜行猫 - 忘れてました。昨日シンタローの誕生日だった…。…(そして「おめでとう」と言わない。シ「おい!!」) (2017年5月1日 7時) (レス) id: 3146a4a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
夜行猫 - はい、カゲプロがみたいだけなんで! (2017年4月30日 16時) (レス) id: 3146a4a4e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:百羅狗 | 作成日時:2017年4月10日 22時

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