＊ 恋愛的感情 ＊ 黄瀬涼太 ページ4
貴方side
私には目障りな煩い年下の恋人がいる。
なんであんな後輩を好きになったのか、自分でもよう分かんない。
黄「Aっちー！！待っててくれたんスか！」
『待ってないとあとでうるさいじゃない、黄瀬くん』
近寄ってくるわんちゃんに溜め息をつきながら、前に友達に言われたことを思い出した。
「黄瀬くんのこと好きじゃないんだったら別れてよ。大体なんであんたが黄瀬くんと付き合ってんの？」
人間関係で難しいのが恋愛。
人間の感情で難しいのが嫉妬。
全くもってめんどくさい。
さて、なんで私はめんどくさいと感じながら、このデルモくんと付き合っているんだ？
涼太が楽しそうに私に喋りかけて来るのに対して、曖昧に相槌を打ちながら並んで歩く。
黄「聞いてるッスか〜、Aっち〜？」
『え、あ、ごめん聞いてなかった。なぁに？』
涼太はぷく〜、と頬を膨らませて、私の前で後ろ歩き。
黄「……………………Aっちは俺のどんなところが好きッスか？」
『はあ？』
いきなりそんな事言われてもなぁ……………
涼太は私の顔を覗き込んで目を輝かせる。
『んー、とねｪ………………………全部、好き…………かなぁ……………………？』
涼太の、意外と努力家なところ、意外と一途なところ、意外と真面目なところ、
あれ、意外が多いな…………………………
涼太のこと全然知らなかった。
ただまわりから担がれて、己惚れてるやつかと思ってたけど、本当はそんなんじゃなくて…………………………
黄「ぜ、全部口に出てるッスよ……………………？//」
『………………嘘だぁ！ということで、はい。話はおしまい』
恥ずかしさで顔が熱くなるのを感じて、ぷいっとそっぽを向く。
しばらく俯いてると、片手が私より大きな手に包まれた。
黄「俺が言うと適当な感じがしちゃうかもしれないッスけど…………、俺もAの全部大好きッスよ」
『うん、知ってる』
黄「Aが俺のこと好きじゃなくても、ずっと俺はAのこと好きッス」
『うん。大丈夫、私、涼太のこと好きだから』
やっぱり、他のやつになんか渡してやるもんか。
何か少し満足して、涼太の腕に自分の腕を絡めた。
(そういえばAっち、俺のこと名前で呼んでくれたッスね！)
(心の中ではいつも呼んでるよ？)
(…………初耳ッス…………///)
gdgd。
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黒色ペンシル＠秋識命(プロフ) - 今日まとめて全部読みましたｗｗすっげえ面白かったです！なんかキュンキュンが止まらない← (2017年5月18日 9時) (
レス) id: 1f46e6e2fb (このIDを非表示/違反報告)
夜行猫 - 百羅狗さん» (ちょ〜っと蒸し返します。)そのケチャップで○ねたら最高ですね､私は｡← (2017年5月6日 16時) (レス) id: 3146a4a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
百羅狗 - 夜行猫さん» 私も忘れてました笑( *´艸｀)ｸｽｸｽ (2017年5月2日 20時) (レス) id: b33e11fa68 (このIDを非表示/違反報告)
夜行猫 - 忘れてました。昨日シンタローの誕生日だった…。…(そして「おめでとう」と言わない。シ「おい!!」) (2017年5月1日 7時) (レス) id: 3146a4a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
夜行猫 - はい、カゲプロがみたいだけなんで! (2017年4月30日 16時) (レス) id: 3146a4a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百羅狗 | 作成日時：2017年4月10日 22時
