* 黒飴 * 木吉鉄平 ページ11
貴方side
『あ、黒飴あった』
部員のみんなも私の扱いが酷い…………
1日1回はパシリにされてる気がする。←
木吉先輩の黒飴買った、火神の食料買った、リコちゃんのチッパチャップス買った…………
よしオーケー。
…………私何買ってんだろ…………
お店を出てはあ、、と溜め息をつく。
…………木吉先輩の頼みもある…………っ!
頑張らなければっ!
ちなみに私、Aと恋人の木吉先輩は、学校一のアホバカップルと呼ばれている。
失礼な。
ー * ー * ー
木「おお、Aありがとう!良い子だなぁヨシヨシ」
相「のろけんな((バシッ」
あっ、リコちゃんのバカ!
せっかくチッパチャップス買ってきてあげたのに!
私の険悪な雰囲気を察知したのか、リコちゃんは冷や汗を浮かべながら荷物を背負って体育館外へ。
気づけば私達だけになっていた。
リコちゃん一人で平気かな…………
そんなことを考えていると、後ろからぎゅー、と抱き締められた。
木「はあ〜…………やっぱりAの匂いは落ち着くな。そうだ、ご褒美に飴をやろう!」
『むぐっ!?』
鉄平に無理矢理黒飴を口の中に放り込まれる。
批判の視線を後ろのキョトンとした鉄平に送れば、違う反応が返ってきた。
木「なんだ?恋人だから口移しがいいのか?よし、いいぞ」
…………驚きすらない。
無。
そりゃあいきなり言われたら吃驚するでしょ!
そんなことを心の中で言っているうちに、顔の距離が0になってしまった。
唇を割られて、普段の鉄平じゃない甘い彼の部分が垣間見える。
簡単に私の口内から黒飴を盗むと、再び口を合わせて私の口にねじこんだ。
そのまま深いキスをされて、頭が真っ白に。
ようやく唇が離れた頃には、飴もほんの小さくなってしまった。
そんな様子を見て、鉄平は鉄平らしくない嫌な笑みを浮かべる。
木「なかなか美味しいから、飴が無くなるまでやるか?」
断固拒否、とも言えない。
なぜならバカップルだから。←
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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黒色ペンシル@秋識命(プロフ) - 今日まとめて全部読みましたwwすっげえ面白かったです!なんかキュンキュンが止まらない← (2017年5月18日 9時) (レス) id: 1f46e6e2fb (このIDを非表示/違反報告)
夜行猫 - 百羅狗さん» (ちょ〜っと蒸し返します。)そのケチャップで○ねたら最高ですね、私は。← (2017年5月6日 16時) (レス) id: 3146a4a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
百羅狗 - 夜行猫さん» 私も忘れてました笑( *´艸`)クスクス (2017年5月2日 20時) (レス) id: b33e11fa68 (このIDを非表示/違反報告)
夜行猫 - 忘れてました。昨日シンタローの誕生日だった…。…(そして「おめでとう」と言わない。シ「おい!!」) (2017年5月1日 7時) (レス) id: 3146a4a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
夜行猫 - はい、カゲプロがみたいだけなんで! (2017年4月30日 16時) (レス) id: 3146a4a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:百羅狗 | 作成日時:2017年4月10日 22時