吸血鬼たちに愛されませんか？【SERVAMP】【短編集】

笑顔 *　ベルキア ページ38

. * ゜夕星アリサ様リク♪ ゜ * .


貴方side



『うるさ！い！ベルはあっちに行っててよ！』



ベ「えェ〜！嫌だァ！！」





学校の宿題やってんのに……‥‥…‥‥！





私の恋人は我が儘で煩くておまけに吸血鬼。



あ、ごめん、私も吸血鬼だったんだ。

私ほぼ人間だからね、血とかあんま吸わないし、桜哉みたいに学校行ってるし！


うしろでだだをこねる吸血鬼とは訳が違う。


……‥‥なんでベルのこと好きになったんだろう…‥‥

我ながら謎だ。



ベ「ねェ〜！ねェ〜！A〜！」




『……‥‥…‥‥…‥‥((無視』




ベ「ねェ〜！構ってよォ！」




『……‥‥…‥‥…‥‥((無視』




ベ「ねェってばァ……‥‥…‥‥！」




『……‥‥…‥‥…‥‥((無視』




ベ「…‥‥…‥‥……‥‥」




あれ？静かになった。

ちょっと待ってみても、煩いと感じていた声は耳に入ってこない。


…‥‥……‥‥…‥‥望んでいたことなのに、何か寂しいんですけど。



我慢できなくて後ろを振り向けば、床にねっころがって、寝息をたてているベルキアの姿。




『……‥‥…‥‥はあ〜……‥‥…‥‥』




子供過ぎる。

世話のかかる恋人……‥‥…‥‥


毛布をとって、ベルキアにかけた。


無防備なベルキアの帽子を取って額に軽いキスを落とす。


『やっぱり大好きかな、ベル……‥‥』




独り言を呟いて、勉強に戻ろうとするといきなり手首を掴まれて後ろに引っ張られた。



気づけばベルキアの腕の中。




ベ「あァ〜可愛いよォ……‥‥ボクの彼女って最高だよねェ〜……‥‥！」





ちゅ、っと軽いリップ音がして、頬に微かな温もりが残る。




きっと、このキラキラした笑顔が私を虜にしたのだろう。




ー * ー * ー

あ”ーーっ！！
ベル可愛いよぉーーー！！

ちょっと嫁に来ないかな？


修正承りますー！

贈り物 *　リリィ→← 悪夢 *　椿

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