吸血鬼たちに愛されませんか？【SERVAMP】【短編集】

デレ期 *　リヒト ページ34

. * ゜結様リク♪ ゜* .


貴方side




『えーっと…‥‥…‥‥リヒト〜…‥‥…‥‥？』




ロ「て、天使ちゃんにもとうとうデレ期ッスかね…‥‥…‥‥！」




ロウレスの言う通り、私の恋人リヒトにデレ期が来たのです。


皆さん、普段のリヒトは、無愛想であんまりくっついてこないようなイメージですよね？


それがどうでしょう！


今、私の膝の上にはリヒトの頭が乗っかってます。



しかも、リヒトの腕が伸びてきて私の髪を触っているのです。



すると、うなじにまわされた手が下に動かされて、リヒトと唇が重なった。

浅いけど濃厚なキス。



ロ「ゲッ、そういうのはほかでやってくださいッス！」




ロウレスがプンプン頬を膨らませて部屋を出ていくと、一気にデレが増すリヒト。





今や私はリヒトの腕の中。

リヒトは熱を孕み、とろんした甘い瞳で私を見つめながら、私の色々な場所に口づける。



轟「ん、……‥‥A、愛してる…‥‥……」


『リヒト、どうしたの？』




聞いても答えてくれる様子は無く、ただただ私に熱い抱擁と中毒になりそうなキスをしてくるだけ。

無愛想がたまりにたまるとこうなるのかな…‥‥…‥‥？


そんな考えが頭をよぎるけど、すぐにリヒトの深い口づけで真っ白になる。


後頭部に手をまわされて、口を離したくても離せない体勢が長く続き、

私が我慢できずに酸素を求め唇を少し開けば、
その隙間を見逃さずに舌を絡ませるリヒト。



唇を離してはくっつけ離してはくっつけの状態を繰り返していたとき、リヒトがぼそっと言葉を漏らした。




轟「…‥‥…‥‥最近クズネズミと話しすぎだ、バカ…‥‥…‥‥！」





単純なその理由と、最後恥ずかしそうに目を逸らしていった言葉が、私の心をめったざしにする。


普段無愛想だから、威力が半端ないリヒトのデレ期なのでした。



ー * ー * ー

…‥‥…‥‥あはは…‥‥っ！

ヤバい、リヒトのデレ期って書いてる作者死にそう…‥‥…‥‥！

というかデレじゃなくて嫉妬になってるし、最後…‥‥…‥‥！

そんな死にそうなレベルの作品かいてないんですけどね…‥‥…‥‥涙


修正承ります！！

お茶会で *　鉄→← 溺愛 *　有栖院兄弟

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