仕事より 2 * 露木 ページ47
. * °華の幽霊«sgsyu»様リク° * .
【ろきくんお仕事第二弾】
貴方side
露「いい加減に諦めてください。本当に終わらないんです…………!」
忙しそうにパソコンのキーボードを打つ修平。
だって………最近全然構ってくれないんだもん……………
仕事仕事仕事仕事……………
たまには彼女を構ってもいいと思う。
………いいもん。
誰か誘って飲みにでも。
私が出ていったのにも気づかない修平を部屋に残して、建物の廊下に出た。
ちょっと遅い時間だし…………
適当な人を探そう。
と、その時聞き慣れた声が後ろからかけられる。
?「Aちゃーん♪今夜、暇?」
『吊戯…先輩…………ええ、まあ……』
ニッコニコの笑顔で私の方に近づいてきたのは、先輩である吊戯。
仕事では先輩だが、実際は幼馴染み。
ちょっと入社が遅れただけなのに、先輩と呼ばないといけなんて…………正直屈辱。
吊「しゅーへいはいいの?」
『……構ってくれません』
へー♪となぜか嬉しそうに言うと、ぐいっと顔を近づかせてくる。
彼の吐息が分かるほどに。
吊「じゃあさ、俺が構ってあげるよ…………?」
『え、ちょ____
露「何やってるんですか………っ!」
あ、……修平………』
額に汗を浮かべて、私から吊戯を引き剥がす。
吊戯の前でぐっと私の手首を握った。
吊「あれ〜?この状況は備えられなかったのかな?」
なんともウザい笑い。
修平の私を握る手にもっと力が入る。
露「Aは俺の彼女です。手を出さないでくださいっ…………!」
その言葉に私の心臓がドキリと跳ね上がる。
嬉しい以外の感情がない………///
吊戯はべーっと舌を出して、私達から離れていった。
吊戯の姿が見えなくなった頃、修平の方をチラリと見れば、顔を赤くさせた修平が目に入る。
空いている片方の手も修平の腕に絡ませれば、修平のぼそっとした声が。
露「………すいませんでした。俺にはAが必要です……//傍にいてください//」
そういって額にキスしてくる修平は、死ぬほどかっこよかったです。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
御国のアベル 御国の目線が怖い
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モカエル(プロフ) - コメント失礼します!ヤンデレが欲しいデス (2017年5月7日 15時) (レス) id: e5e3beec5e (このIDを非表示/違反報告)
百羅狗 - ピヨ太さん» そう言ってもらえてとても嬉しいですっ!ジェジェちゃん、私も最近どっぷりはまってます。顔が見えるか見えないかの画像が真面目に心臓にきた…!是非読みたいシチュがあったら、どうぞお気軽に! (2017年3月8日 19時) (レス) id: c3319609f3 (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ太 - 百羅狗さんの作品めっちゃいいです!私はジェジェちゃん推しです (2017年3月8日 10時) (レス) id: 2b0d921724 (このIDを非表示/違反報告)
百羅狗 - バルドルさん» えっ、私「僕」ってやってました!?まったく気づきませんでしたっ!ご指摘ありがとうございますっ! (2017年3月3日 20時) (レス) id: c3319609f3 (このIDを非表示/違反報告)
百羅狗 - 華の幽霊《sgsyu》さん» へい!承知いたしましたぁ!← 全然化してもらって結構ですー!寧ろ嬉しい限りっ!みくみくカッコいいですね………かっこよすぎて困るんですよ〜……… (2017年3月3日 20時) (レス) id: c3319609f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:百羅狗 | 作成日時:2017年1月19日 21時