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ぎゅっと閉じていた目を開けば彼女の手は小瀧くんのがっしりとした手に掴まれ、彼女は目をかっと見開いていた。



望「こんなことして俺らに好かれるとでも?」



頭上から聞こえる彼の声は見ずとも分かるほど怒りに満ちていて

彼女は珍しく怯えの表情でその場に立ち尽くしている。



[いや、これは違くて]

望「ふふ、何が違うや。この状況で?よお言い逃れしようと思ったな」

[、、、っ]

望「どうせこいつに怪我させたんもお前やろ」

[、、違います]

望「まぁ、ええわ。はよ」



その小瀧くんの言葉を合図にか、どこからか他のメンバーがやって来て

彼女を連れて行ってしまった。



「、、ありがとう」



さっきとは違って、細い声が廊下にぽつんと聞こえるだけ。

一気に緊張がとけて、安心してしまって、へなへなと体に力が入らなくなりそうで

それでも今私が立っているのは彼が後ろから抱きしめてくれているから。



「小瀧くん?」








望「、、、、望くん、ちゃうん」







「、、望くん、覚えてたの?」

望「当たり前やろ」

「で、でもっ、最初知らない感じだったじゃん」

望「知らないとは言ってない」

「そ、そうだけど」



でも!と口を開きかけた私をぎゅっと抱きしめて



望「無事でよかった」



って耳元で囁くからかーっと顔が火照るのを感じた。



「今も、昔も、ありがとう」



もうほんま、お前は無理しすぎ!って言いながら腕を緩めて、ほら、いくで、って少し前をすたすたと。

それでも彼と距離が離れないのは望くんが私の速さに合わせてくれていてくれてるから。









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華蓮 - すごくよかったです!!!!!その後なども見たいので番外編是非して欲しいです! (2021年2月20日 19時) (レス) id: 3be1cb7c8a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 久美子さん» コメントありがとうございます。それはこの作品中に、ということですか?それともまた別の作品を作る際に、ということですか?理解力不足で申し訳ありません(;;)今後ともよろしくお願いします(>_<) (2021年1月27日 23時) (レス) id: 6509c51eaa (このIDを非表示/違反報告)
久美子 - とってもドキドキして見ています。今後はジャニーズWESTの他のメンバーとマネージャーとの恋を書いて欲しいです (2021年1月27日 21時) (レス) id: e766ff20ba (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 久美子さん» ありがとうございます(;▽;)更新頑張ります(;;) (2021年1月21日 21時) (レス) id: 6509c51eaa (このIDを非表示/違反報告)
久美子 - 楽しみに見ています。 (2021年1月21日 17時) (レス) id: e766ff20ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年1月14日 22時

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