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部屋を出た途端、涙が溢れてきた。切島くんの前じゃ、我慢していた涙。切島くんから離れれば、簡単に溢れてきてしまった。
とりあえず私はトイレまで走った。できれば誰とも遭遇しないことを願いながら。
あまり前を見て走っていないから、誰かに会ったかはわからないけれど多分大丈夫。
私はトイレに駆け込んだ。
嘘つかないではっきり言ってよなんて言ったくせに、切島くんが大嫌いと嘘をついた私。
………本当はこんなに大好きなのに。
そして私は、トイレで思いっきり泣いた。
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お風呂あがり、いつもの流れで共同スペースに来ていた。するとそこには見覚えのある赤髪。濡れているから、少し暗めの赤色。
芦戸「あ、A！Aもやんない？トランプ」
きっと切島くんもやるんだろう。できればもう切島くんと関わりたくはない。
『ごめん、今日は部屋戻る』
芦戸「そっか。また今度やろうね！」
『うん。おやすみ』
切島くんがこちらを見てた気がしたけど、私は1度も目線を合わせずにここから立ち去ることが出来た。
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KO - すごいキュンってしました！ (8月12日 22時) (
レス) @page38 id: 4c1aa55119 (このIDを非表示/違反報告)
無気力に自信が有る人 - 可愛いです！最後のデレデレがいい…！凄く面白かったです！(≧∇≦*) (2022年2月2日 0時) (レス) @page39 id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの登山家 - 愛読させていただいています！28話のかっちゃんの�犖世辰舛磴┐亅瓩�可愛い...(*´▽｀*) (2021年6月30日 0時) (レス) id: f413eaa44e (このIDを非表示/違反報告)
螺羽(プロフ) - あゆりんさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2020年3月9日 20時) (レス) id: ef92822959 (このIDを非表示/違反報告)
あゆりん - 一気に読みました！更新楽しみにしてます (2020年3月3日 8時) (レス) id: 6f977409f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：螺羽 | 作成日時：2020年1月25日 15時
