検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:68,836 hit

第56話 ページ7

いづみ「なに、A知り合いなの?」

姉さんも興味津々なのでグラスについであったオレンジジュースを飲み干す

A「んー、何回かドラマ共演したことがあるだけだよ

今日は春組の劇見に来てくれてたから会えたけど」

そういうと皆が嬉しそうな表情を浮かべる

シ「有名な人が見に来てくれるなんて嬉しいヨ!」

咲也「宣伝してくれたりしたらもっと有名になれるかもしれないですね!」

綴「‥台本笑われたりしてないよな‥」

素直な反応に微笑ましくなる。

ここではだれも天馬の価値を利用しようとする人はいない。

なんなら皇天馬が見に来た劇場!だのなんだの宣伝すれば

次の公演のお客さんは増えるだろう。

まあ、誰もそんな事は考えてなくて、実力で客をとろうとしているところが

俺は好きなのだけど。

いづみ「うちの劇団に入ってくれないかなあ。

そしたら助かるんだけど‥」

真澄「なに、あんたもあいつのことが好きなわけ」

真澄が今度はジト見で姉さんに迫っていく

至「皇天馬とはどんな関係だった?」

どんな関係か。

んー、と顎に手を当て少しの間考える

迷子になった時は探して見つけてあげたし

セリフを間違えた時はアドリブでカバーしてあげてたし

アドバイスもあげてた。

無茶な現場での演技でもサポートをしてあげていた気がする。

幼いころから期待されていた天馬のドラマは何気に

きついものも多かったはずだ。

それを、背負おうとしていた天馬がこけそうなのがなんだか

見ていられなくて、何度か手を貸してあげただけなのだが。

A「かっこよく言ったら、騎士みたいな感じ、だったのかな?」

俺は微笑みながら至にそう返した。

第57話→←第55話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (199 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
554人がお気に入り
設定タグ:A3! , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- もう更新はないのでしょうか……?この小説すごく好きなので残念です。ゆっくりのペースでいいので更新頑張ってください!応援しております……。 (2019年8月9日 1時) (レス) id: 64ad3c02d8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ドリーさん» すみません!教えていただきありがとうございます! (2017年11月9日 16時) (レス) id: bd767addfd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - のん民さん» すみません!外します! (2017年11月9日 16時) (レス) id: bd767addfd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 通りすがりのお節介。さん» すみません!外します! (2017年11月9日 16時) (レス) id: bd767addfd (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - 二次創作の作成ですよね?オリジナルフラグを外して下さい! (2017年11月9日 13時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はるる(・o・) | 作成日時:2017年11月8日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。