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第61話 ページ12

姉さんから興奮ぎみに天馬君が劇団に入ったという連絡を受けたのは

結構すぐのことだった。

それから、また講師よろしくね、と笑顔の絵文字も。

最近やっと仕事が落ち着いてきたころなので向かってもいいのだが

なにせプロの天馬がいるし、俺‥別にいらなくない?

なんてネガティブな考えがよぎる。

いや。別になかったら春組の皆に慰めてもらうからいいし。

そう思い、少し重い足で劇団へ向かった。


――――「そうじゃない!!もっと‥なんで‥!」

なにやら言い争う声が聞こえたので

少しスピードが上がる。

今の声、間違ってなければ。

幸「はあ!!?

ちゃんと気持ち込めてるし、スピードだってあってるでしょ!??」

天「今ので感情がこもってる?」

天馬からの鋭い視線に幸君が怖気付きながら反抗している。

けれど、きっと幸君はおふざけで劇をやるような子じゃない。

きっと、まだやり方がわかっていないだけでわざとじゃない

そう思った俺は足を進め、軽く天馬の頭をチョップした

天「なッ、、Aか‥」

つりあがっていた眉がへの字に戻る

俺はにっこりと笑った

A「天馬、怒鳴っちゃダメでしょ」

天「だけど、それはこいつらが――――」

A「俺たちとこの子たちで何年のブランクがあると思う?

顔つきや、態度を見てればおふざけでやってないことぐらいわかる

あとはちゃんとしたレッスンをすれば――――」

天「そんなの金がないここで

雇えるわけが――――「だから俺が来たんだよ」

そういうと天馬の後ろにいた数名の男の人たちが驚いた顔をする

A「というわけで、これからたまーに皆の劇のお手伝いをする

ここの監督の弟の立花Aです

よろしく」

そういって軽く頭を下げた

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- もう更新はないのでしょうか……?この小説すごく好きなので残念です。ゆっくりのペースでいいので更新頑張ってください!応援しております……。 (2019年8月9日 1時) (レス) id: 64ad3c02d8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ドリーさん» すみません!教えていただきありがとうございます! (2017年11月9日 16時) (レス) id: bd767addfd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - のん民さん» すみません!外します! (2017年11月9日 16時) (レス) id: bd767addfd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 通りすがりのお節介。さん» すみません!外します! (2017年11月9日 16時) (レス) id: bd767addfd (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - 二次創作の作成ですよね?オリジナルフラグを外して下さい! (2017年11月9日 13時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はるる(・o・) | 作成日時:2017年11月8日 22時

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