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第5話 ページ6

お店の人には失礼だが少し、ズボンと靴下を机の下で上げ

できるだけほかの人に見られない様に足の様子を見ると

A「‥あちゃあ」

見事に腫れていた

飛行機の中でじっとしていたせいで少し鈍ったのだ

と自分に言い訳をしていると別の店員さんがきたようだ

「お冷やとお手拭きです

メニューはもうお決まりですか?」

店員さんの顔をろくに見ずに今後足をどうしようかと考える

まだ距離はありそうだし

「怪我をされたんですか?」

A「あ、すこし」

流石に失礼だと思いズボンの裾を下ろし、靴下を上げる

そして、その店員さんの顔を見た時に

俺の頭は真っ白になった

「へえ、帰国してすぐお怪我をするなんて

迎えなら言ってくれれば言ったのに」

微笑んでいるが声は低い

怒っている。

A「れ、透さん‥」

恐らくここではその呼び名があっているだろう

気まずい空気が流れる

主に俺に

A「違くて、これは自分でこけて‥」

安室「へえ」

全く信じてないだろ、という声は抑え

顔から視線を逸らす

安室「‥嘘だろ」

低い声で言われ肩が跳ね上がる

A「過保護すぎだって

そんな大げさな怪我でもないし‥」

安室「事件に巻き込まれたときにそういっていた君を

病院に連れていった時に肋骨にヒビが入っていたときもあったな

あれは、いつだったかな」

A「あ、あれは‥」

安室「それに怪我をしても痛がって足を引きずる癖にまったく手当はしてないときた

それじゃ悪化させるだけだろうが」

それは、今新一がと口を挟もうとするがそれを許さない

安室「大体君はいつも怪我をしたときに俺に隠すだろう




そんなに俺が、」

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作者名: | 作成日時:2018年6月10日 8時

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