七: 変わらない忠誠心 ページ7
暁風の夢です。
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ありがとうございます!!
引き続き、これからも宜しくお願いします!!
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『こんな所にいらしたのですかヨナ様』
ジュド将軍と別れた後、訓練場の前を通りかかると一方をずっと見つめるヨナの姿が。
どうもヨナの瞳に映るその光景に夢中で
Aの声も届いてないようだった。
「ヨナは相変わらずでね‥」
ヨナの隣にいたイルは苦笑いする。
その様子にAは全て察した。
ヨナの視線を辿り訓練場の方に目を向けると
案の定、乗馬をして弓をやっていたスウォンと
ハクの姿がある。
『ヨナ様 私の声が聞こえないほど
スウォン様に見惚れていらっしゃるので?』
「Aっ!?み、見惚れてなんか‥‥‥」
からかい混じりにそう言えば、ようやくAに
気付くヨナ。図星をつかれ顔を赤く染めた。
ヨナのこういう表情を見ると、やっぱり恋する
年頃の女の子なんだなと実感する。
「Aの好きな人‥スウォンじゃないわよね」
恐る恐るヨナがAに尋ねる。
Aは、予想外の質問に呆気に取られた。
これまでスウォンと、そういう雰囲気は一瞬
足りとも無かった筈なのだが。
『私は好きな人などいませんが‥何故そう思われるのですか?』
「Aの想い人がいなければ それで良いわ
ごめんなさい。変な事を聞いたわね」
『‥大丈夫。従者である私の全てはヨナ様のものですから、恋など出来る立場ではありません』
Aは、ヨナの専属護衛となってから今まで
ヨナへの忠誠心は変わらない。
だから、主であるヨナ以上に大切な存在など
考えたことも無かったのだった。
ヨナは、そのAの想いを理解しているが故に
悲しそうに笑った。
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深雪 - とても面白かったです！更新頑張ってください！ (2018年6月5日 18時) (
レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
輝夜 - 面白かったです！私パンダアイラブプロデューサーという名前で占ツクに投稿してます。暁風の夢さんのこと応援してます。一緒に頑張りましょう!! (2017年4月29日 12時) (レス) id: 0642b6c808 (このIDを非表示/違反報告)
Pano - 面白かったです！！これから頑張ってください。応援してます！ (2016年9月4日 20時) (レス) id: 6790929056 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 良かったです！頑張って下さいね！応援しています(*'▽'*) (2016年6月7日 23時) (レス) id: 244a9211b5 (このIDを非表示/違反報告)
暁風の夢(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございました！そう言っていただけると嬉しいです。 (2016年6月7日 23時) (レス) id: 4565eb4012 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小林春樹 | 作成日時：2016年2月27日 23時
