７６時間目 ページ36
そして家に帰った私は、部屋の中で揺らぐ心をどうにかしようと思った。
カルマくんだってやめさせたくて私を殺してくれている。
だけど殺してきた人たちには、みんな楽しい思い出やこれからの楽しみにしていることだってあった。
それをすべて私が奪ってしまった。
だから私が幸せになるなんて許されない。
結衣「お姉ちゃん。なにしてるの？」
由美「結衣。なんでもないよ。」
結衣「そう？あ、カルマくんが来てるよ。」
カルマくんが部屋の中へ入ってきた。
私は、笑顔で迎えた。
結衣「ラブラブなお二人さんは、ごゆっくり。」
結衣が出ていくと私は、決めていた言葉を口に出した。
由美「カルマくん。話があるの。」
業「ん？なに？」
由美「…私は、殺してきた人達の幸せを奪ってきた。私が幸せになることは許されない。だから最大の幸せを捨てることにしたよ。カルマくん、別れよ？」
業「は！？」
由美「私なんて幸せになる資格なんてないんだよ！」
そう言うとカルマくんに抱き締められた。
私は、驚いて見上げるとキスをされる。
業「別れようなんて２度と言わないで。嫌いになってから言ってよ。殺した人達のことは悪かったなと思ってるんでしょ？それなら由美は、その人たちの分まで幸せにならないといけない。俺は、愛してるよ。由美。」
由美「ご、めん。私、怖くて、カルマくんと別れちゃうのが怖いの。」
業「大丈夫。俺は、手放さないよ。由美。」
私は、カルマくんを抱き締め返して甘いキスを交わした。
やっぱり私は、簡単に殺されちゃったな。
カルマくんに適わないよ。
愛の力ってすごいんだね。
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征輝(プロフ) - 月ノ宮さん» ありがとうございます！これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2018年4月14日 11時) (
レス) id: bd299d80b3 (このIDを非表示/違反報告)
月ノ宮 - いやー、面白い！カルマ君はやっぱり格好良すぎ☆頑張ってください！ (2018年4月14日 9時) (レス) id: 049a194f84 (このIDを非表示/違反報告)
征輝(プロフ) - ココロさん» ありがとうございます。これからもかっこいいカルマくんを書くのでよろしくお願いします！ (2018年3月29日 6時) (レス) id: bd299d80b3 (このIDを非表示/違反報告)
征輝(プロフ) - 赤羽結さん» ありがとうございます。これからも頑張ります！ (2018年3月29日 6時) (レス) id: bd299d80b3 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - もうずっとドキドキしてます（笑）カルマ君カッコイイ(//△//)更新頑張って下さい！！ゆっくり待ってます（笑） (2018年3月29日 1時) (レス) id: 932ae8584a (このIDを非表示/違反報告)
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