７４時間目 ページ34
私が目を覚ますと目に涙を浮かべたカルマくんがいたから私は、慌てた。
由美「カルマ、くん。なんで泣いてるの？」
業「何言ってんの！？死にかけてたんだよ！？心肺停止だし！」
茅野「由美〜。」
業「心配ばっかさせて由美も困った子だねぇ。」
強がっているカルマくんの目から僅かに涙が零れ落ちていた。
カルマくんに抱き締められた。
業「心配ばっかかけさせて…由美は、あざといよ。」
カルマくんにカーディガンを羽織らされて抱き締められる。
カルマくんの匂いがする。
由美「カルマくん。あのプールの中にあるものが入ってたよ。殺せんせーの触手の関連するものだったら。殺せんせーが危ない。行かないと。」
業「大人しくして。」
由美「殺せんせーが心配なの！！」
父さんが心配なの！！と言おうとしてしまったけど大丈夫。
カルマくんは、ため息をついた。
業「仕方ないな〜。無理すんなよ？」
私に向かって背中を向けた。
乗れということだろう。
私は、乗るとカルマくんが立ち上がった。
業「行くよ。由美。落とされるなよ？」
みんなで崖まで行くと下では殺せんせーとイトナが戦っていた。
シロ「やぁ、由美さん。爆弾に気づくなんてさすがだね。臭覚がすごいのも殺し屋から学んだのか？」
由美「生まれ付き鼻がいいの。」
シロ「どうだい？由美さん。私の研究したものを使ってみないかい？殺せんせーを殺るのに最適だと思うが？」
由美「使いたくもない。私は、今のままで満足だよ。」
シロ「そりゃ残念だ。君の目が欲しかったのに。邪眼なんてただのファンタジーにすぎない。だけど君はそれを持っている。目をくり抜いて実験台にする。」
業「それって殺すと一緒じゃん！！」
私は、怖がってカルマくんに抱き着いた。
殺せんせー「そんなことさせません。私は、彼女の教師です。そしてみんなの教師です。誰１人渡しません！」
父さん、心の中では怒ってるんだ。
正体がバレたくないから、死神とバレたくないから。
私、何の役にも立てない。
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征輝(プロフ) - 月ノ宮さん» ありがとうございます！これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2018年4月14日 11時) (
レス) id: bd299d80b3 (このIDを非表示/違反報告)
月ノ宮 - いやー、面白い！カルマ君はやっぱり格好良すぎ☆頑張ってください！ (2018年4月14日 9時) (レス) id: 049a194f84 (このIDを非表示/違反報告)
征輝(プロフ) - ココロさん» ありがとうございます。これからもかっこいいカルマくんを書くのでよろしくお願いします！ (2018年3月29日 6時) (レス) id: bd299d80b3 (このIDを非表示/違反報告)
征輝(プロフ) - 赤羽結さん» ありがとうございます。これからも頑張ります！ (2018年3月29日 6時) (レス) id: bd299d80b3 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - もうずっとドキドキしてます（笑）カルマ君カッコイイ(//△//)更新頑張って下さい！！ゆっくり待ってます（笑） (2018年3月29日 1時) (レス) id: 932ae8584a (このIDを非表示/違反報告)
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