６９時間目 ページ29
昼休みになると殺せんせー特性のバイクが置いてあった。
これ、見た目木材にしか見えないんだけど。
業「殺せんせーもよくやるよね。生徒のためにさ。」
由美「だからこそ信頼してるんじゃないの？」
だけど時々にあなたと彼が重なって見えてしまう。
父さんと呼んでしまいたくなる。
由美「たまにだけど。私の父さんと殺せんせーが似てて父さんって呼びたくなっちゃうんだよね。」
業「え？由美のお父さん、タコなの？」
由美「容姿じゃなくてね！性格とかしゃべり方だよ！」
業「そっちね。でも、殺せんせーは、人工的に作られた存在だから必ずその中は人間であるはずだよ。由美がどう思うが俺は別にいいけどね。」
確かめたいな。殺せんせーの人間の頃の人を知りたい。
父さんじゃないことを願いたかった。
寺坂「なにしてんだよ。吉田。」
吉田「この前よ。こいつとバイクの話で盛り上がっちまってよ。うちの学校、こういうの好きなやついねぇからよ。」
仲良くやっているところを見て舌打ちをした寺坂が殺せんせーの作ったバイクを蹴飛ばした。
そして殺せんせーが泣き出した。
私は、殺せんせーの肩をさすってあげる。
由美「寺坂。殺せんせーに謝ってよ。漢字の漢とかいて男の中の男の先生が泣いちゃったじゃん！」
結衣「寺坂、思いやりないね〜。」
寺坂「気持わりぃんだよ。タコも、タコにまとわりつくてめぇらも！一番気持ち悪いのは、それよりまとわりつく由美と結衣もだよ！」
由美「ムカつくなら暗殺で来なよ！せっかく許されてるんだからさ！」
寺坂「大体、てめぇはいつも俺をバカにしてんだろうが！」
私の胸倉を掴んでくる寺坂。
それを見ていたカルマくんは。
寺坂のその腕を掴んだ。
業「俺の彼女に手を出すなよ。ボス猿。」
そして寺坂は、腕を振り払うと机の中からスプレーを取り出して床に叩きつけた。
殺せんせーを庇ったつもりであった。
スプレーが消えてから目を開けた。
由美「なんなの？寺坂。あ！それと殺せんせー！お話があるんだけどちょっといい？」
殺せんせーを教室から連れ出して二人きりで話せる場所まで来た。
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征輝(プロフ) - 月ノ宮さん» ありがとうございます！これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2018年4月14日 11時) (
レス) id: bd299d80b3 (このIDを非表示/違反報告)
月ノ宮 - いやー、面白い！カルマ君はやっぱり格好良すぎ☆頑張ってください！ (2018年4月14日 9時) (レス) id: 049a194f84 (このIDを非表示/違反報告)
征輝(プロフ) - ココロさん» ありがとうございます。これからもかっこいいカルマくんを書くのでよろしくお願いします！ (2018年3月29日 6時) (レス) id: bd299d80b3 (このIDを非表示/違反報告)
征輝(プロフ) - 赤羽結さん» ありがとうございます。これからも頑張ります！ (2018年3月29日 6時) (レス) id: bd299d80b3 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - もうずっとドキドキしてます（笑）カルマ君カッコイイ(//△//)更新頑張って下さい！！ゆっくり待ってます（笑） (2018年3月29日 1時) (レス) id: 932ae8584a (このIDを非表示/違反報告)
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