５７時間目 ページ17
生徒会長サマの3つの条件。
・私が生徒会長サマに会ったら無視しないこと
・生徒会長サマに私がなにされても怒らないこと
・約束は果たすこと
この３つなのだがこれは、君の欲望を果たしたいだけの命令ではないか。
ということで今。
思いっ切り絡まれています。
おっと、浮気とか言わないでね？私は望んでない。
股ドンされて片手で両手首を掴まれて頭の上で固定されてもう片方の手で私の顎を掴まれている。
こいつ、なにがしたい？
浅野「由美のこと好きなんだが？」
由美「マジで言ってるの？それ。」
浅野「交換条件だろ？文句はないだろう。キスされても。」
早く終わらないかな〜。
顔近いんだけどなんでこんなに美形なのよ。
前も思ったけど。
由美「ちょっ、待って。キスは勘弁して。」
浅野「交換条件を破るのか？」
由美「ッ！！んんっ！」
キスされても甘くも不味くもない。
何も感じない。
浅野「甘くもないか。」
由美「そりゃ私にとってあなたに感情はないもの。甘いとは感じない。触れられても熱くもない。」
浅野「そうか。」
業「なにしてんの？」
由美「カルマくん。」
業「俺の彼女に手を出さないでくんない？」
カルマくんが生徒会長サマを追い払おうとする。
業「生徒会長サマって悪趣味なんだね。俺の彼女を脅しちゃって。」
由美「カルマくん。これには理由があるの。」
条件を話すとカルマくんは、納得したけどすぐに顔が怒り出した。
業「ということは俺じゃ満たせないんだね？由美の心を。」
由美「違うよ。カルマくん。」
業「そ？こっち来て。」
カルマくんに手を引かれて旧校舎に歩き出す。
そして裏山に連れてこられて強く木に押し付けられた。
地味に痛くて顔を顰める。
業「俺が怒ってるの、分かる？」
私は、頷いた。
もうオーラがドス黒いから分かる。
業「嫉妬してるしそんな条件をした由美に対しても怒ってる。」
カルマくんの私の手を握る力が強くなる。
業「俺が他の女と二人きりでいてキスしてたらどう思うの？絡んでたらどう思う？」
由美「胸が痛くなるし怒りで震えるかも。」
業「それが嫉妬だよ。その条件、破棄して。すぐに！」
そして私は、その交換条件を破棄したのだった。
私は、カルマくんを甘く見ていたかもしれない。
初めて見た、カルマくんが本気で怒っているところ。
私は、もう1度カルマくんを惚れ直したのだった。
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征輝(プロフ) - 月ノ宮さん» ありがとうございます！これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2018年4月14日 11時) (
レス) id: bd299d80b3 (このIDを非表示/違反報告)
月ノ宮 - いやー、面白い！カルマ君はやっぱり格好良すぎ☆頑張ってください！ (2018年4月14日 9時) (レス) id: 049a194f84 (このIDを非表示/違反報告)
征輝(プロフ) - ココロさん» ありがとうございます。これからもかっこいいカルマくんを書くのでよろしくお願いします！ (2018年3月29日 6時) (レス) id: bd299d80b3 (このIDを非表示/違反報告)
征輝(プロフ) - 赤羽結さん» ありがとうございます。これからも頑張ります！ (2018年3月29日 6時) (レス) id: bd299d80b3 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - もうずっとドキドキしてます（笑）カルマ君カッコイイ(//△//)更新頑張って下さい！！ゆっくり待ってます（笑） (2018年3月29日 1時) (レス) id: 932ae8584a (このIDを非表示/違反報告)
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