先生、好きです

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次の日に私は、楓と一緒に歩いていた。

楓「どうしたら浅野先生に好きって言われるかな？」

A「うちの高校は、恋愛禁止なんだから学校では言わないでよ？」

楓「Aは？カルマ先生が好きなんでしょ？」

あ、昨日のこと言ってないんだった。
隠し事はしちゃいけないって二人で決めたのに。

A「実はね、カルマ先生と付き合うことになったの。」

楓「え！？おめでとう！！私も浅野先生と付き合えたらな〜。」

A「禁断なんだよ？サスペンスがあるし学校では意識しないように頑張らなきゃならないもん。」

楓「それは、辛いね。それよりもうすぐ林間学校だよね！！楽しみ〜。」

A「班って決めちゃっていいんだよね。」

楓「一緒になろう！A！」

A「うん！」

学校に着いてから班のメンバーを決めていた。
女子３人男子３人の６人メンバー。
私と楓が二人で集まって班を作っていた。

日奈「楓ちゃんとAちゃん、私もいい？」

楓「日奈ちゃん！いいよ！」

A「大歓迎だよ！」

日奈ちゃんは、真面目であまり友達がいないけど私たちのグループの中に入っていて一緒にいると楽しめる最高の友達。

日奈「男子はどうするの？」

浅野「楓達。この男子３人を入れてあげてくれ。」

楓「浅野先生！」

楓の顔がパッと明るくなった。
浅野先生は、冷静で相談に乗ってくれて優しいけど恋をするとは思えない。
そこには、いつも男子の中で一番と言えるほどに盛り上がれる３人グループだった。
１人は、ヤンチャでおしゃべりの祐介。
二人目は、優しくて時には冷静の龍。
３人目は、イケメンでモテて優しくて頼りになる真司。

浅野「頼むぞ。A、楓、日奈。」

楓「もちろんです！！」

浅野先生が去っていくと係決めをすることになった。
楽しくなりそう。

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