イタズラの時間 ページ30
カルマくんがガスを弄びながら話した。
業「毒使いのオッサンが未使用だったのをくすねたんだよ。使い捨てなのが勿体無いくらい便利だね。」
グリップ「何故だ。俺のガス攻撃。お前は読んでいたから吸わなかった。俺は素手しか見せてないのに…何故ぬ。」
業「とーぜんっしょ。素手以外の全部を警戒してたよ。あんたが素手の闘いをしたかったのは本当だろうけど、この状況で素手に固執し続けるようじゃプロじゃない。俺らをここで止めるためにはどんな手段でもつかうべきだし、俺でもそっちの立場ならそうしてる。あんたのプロ意識を信じたんだよ。信じたから警戒してた。」
凄いね。カルマくんは。
アレも計算のウチなのかな？
だけどA、ゴメンは入らなかったんじゃ。
殺せんせー「大きな敗北を知らなかったカルマくんは、期末テストで敗者となって身をもって知ったでしょう。敗者だって自分と同じ、色々考えて生きている人間なんだと。それに気づいた者の必然的に勝負の場で相手の事を見くびらないようになる。自分と同じように敵も、考えていないか、頑張っていないか。敵の能力や事情をちゃんと見るようになる。敵に対し敬意を持って警戒できる人。戦場ではそういう人を『隙がない』と言うのです。」
期末テストでの敗北がなかったらカルマくんは、勝てなかったって事だね。
グリップ「大した奴だ。少年戦士よ。負けはしたが、楽しい時間を過ごせた。」
業「えー。何いってんの？楽しいのはこれからじゃん。」
笑いながら辛子とわさびのチューブを取り出してきた。
相手にとっては楽しいよりも辛いと、思う。
グリップ「なんだぬ？それな。」
業「わさび＆辛子〜。おじさんぬの鼻の穴にねじ込むの♪」
カルマくんのイタズラタイムが開始されたら誰も止められない。
業「さっきは、きっちり警戒してたけどこんだけ拘束したら警戒のクソもないよね〜。これ入れたら専用クリップで鼻塞いでぇ。口の中に唐辛子の千倍辛いブート・ジョロキアをぶち込んでその上から猿轡して処置完了。さぁ。おじさんぬ。今こそプロの維持を見せる時だよ。」
助けてください。
カルマくんが私の手を握って離してくれない。
寺坂「なんつーもん。持ってきてんだよ。ほら行くぞ。さっさと行かねえと見つかっちまう。」
業「図体デカいからね〜。」
寺坂「うるせぇ！」
業「待って〜。」
寺坂「なんだよ！」
業「Aとキスしてから行く。深いヤツの。」
なんで巻き込むんですか。
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桜(プロフ) - とっても面白かったです(*´･ω･｀)bこれからも更新頑張って下さい！ (2018年3月23日 17時) (
レス) id: 8aadad392f (このIDを非表示/違反報告)
MAIKA(プロフ) - とても面白いです！続き頑張ってください！ (2018年1月11日 16時) (レス) id: 1eca5a29ec (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - とっても面白いです最新頑張ってください新話楽しみにしてます (2017年12月27日 5時) (レス) id: 7d5a287ce5 (このIDを非表示/違反報告)
征輝(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます！頑張ります。コメントありがとうございました！ (2017年10月8日 6時) (レス) id: bd299d80b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き、楽しみにしてます！頑張って下さい！これからも、応援てます (2017年10月7日 22時) (レス) id: 37009b37c4 (このIDを非表示/違反報告)
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