忌み子少女

忌み子４ ページ5

ここは、他のと違って私を温かく見てくれている。
私は、トラウマで手を握られると暴力を振るわれるということが多かったから。
そのせいで握ろうとしてると分かるとなぜか強い口調になってしまう。
今日の放課後。

茅野「有美子！さっきは、ごめんね。甘いもの好きって言ったよね！今からプリンとかの美味しい店に行くんだけど行こうよ！」

貴方｢私が行っちゃ迷惑だよ。」

茅野「え！？私は、迷惑なんて思ってないよ！たくさんお話しして仲良くなりたいから！」

貴方｢うん。行きたい。」

そう言った瞬間。

業「俺も行くよ。」

渚「僕も。」

奥田「私も行きます。」

イトナ「俺も行こう。」

貴方｢私、みんなの名前知らない。」

茅野「ごめんね！！私は、茅野カエデ！！カエデでいいよ。」

奥田「奥田愛美です！よろしくお願いします。」

業「赤羽業。下の名前で気安く呼んでよ。」

渚「僕は、潮田渚。よろしくね！」

イトナ「堀部糸成だ。」

貴方｢ありがとう。私は、イミゴです。」

茅野「名前は、これから有美子だよ？」

このメンバーでお店に行った。
私は、その店に私の村にいた人がいるのが分かった。
儀式の人達四人。

村人「アイツってあれだろ。イミゴだろ。」

村人「本当だ。イミゴだぜ。」

村人「イミゴって今年に四ツ目様に捧げられるやつだろ？」

村人「無様だよな。悠真が可哀想だぜ。」

悠真って誰？
私は、拳を強く握った。

忌み子５→←お知らせ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す