忌み子少女

忌み子１１ ページ12

そして全員が作戦を考えてくれていた。

業「絶対ここに来るよ。」

磯貝「登校中に襲われる可能性もあるな。」

業「登校は、俺と磯貝でどうにかする。」

前原「全員で教室は、守ろうな！」

嬉しくて微笑んだ。

業「有美子。仮面取れる？」

貴方「やっぱりダメだよ。その瞬間に四ツ目様が迎えに来るから。」

やっぱり仲間って良いよね。
助けてくれるしそばにいてくれる。
それでも心を開けるのは、カルマと磯貝だけ。
2人は、本当に信じてる。
助けてくれることを信じてるよ。
それまでは、訓練するらしい。

磯貝「有美子。」

貴方「磯貝。やっぱり仲間って嬉しいよ。」

磯貝「おう。ここに来た時から仲間って思ってる。さっき体験されている自分の気持ちなんか分からないでしょって俺らは分かるよ。有美子がいなくなることが有美子の感じた辛さよりも辛いことだ。」

そして私は、なぜか無意識に磯貝に抱きついていた。
嬉しかったんだと思う。
やっぱり助けてって言ってよかった。
信頼していてよかった。
大好きだよ。みんなのこと。

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