141 ページ42
･
業「あ、終わった？」
『うん…
ぐえっ
なに、業…？』
ソファに座ってる業に引っ張られた
ストンっと、業の足の間に座る
うへぁ…座ったままのバックハグだー
ぐりぐりと、私の首元に頭を埋める業
業「…今日、キスしすぎ」
『え…怪我治すためなんだけど…』
業「それでも！
俺にキスはしてくれないのに、たった数ヶ月過ごした奴にはするの？
なんか、酷くない？」
『えっ、ちょっ、近いっ！』
今度は、対面するように業の膝の上に座らされた
膝の上に座ってるのに、まだ業の方が視線が高い
業「わざと近づけてるんだけど」
『ひっ…』
耳元で言うんじゃねぇぇ！！
無理だ、逃げなきゃ
だけど、がっちりと腰に腕を回され、後頭部を掴まれてホールドされてるから逃げらんねぇ
『かるまっ、ストップ、だめ』
業「ねぇ、これ
誰から貰ったの？」
これ、と言いながらネックレスを弄ってる
『……焦凍』
業「…ふぅーん
やっぱり、ムカつくなぁ…」
『か、るま？』
業「これ、外すね」
これ、とはネックレスだ
『あ、うん…』
業「Aはぁ〜俺があげるもの以外は身につけなくていーの
だから、これ、付けよーね」
業が紙袋から取り出したのは
ネックレスが入った箱
その箱を開けると
『赤…と、オレンジ…』
業「そ。
赤はレッドアンバー
オレンジはサファイア
じゃ、付けるよ」
『あ…うん…
って、レッドアンバー！？
え、待って…まさか、非処理のものじゃないよね？』
業「非処理の奴」
『待って無理!!!マジで!!
え？、価値分からない訳じゃないよね？ね！？』
業「俺からの優勝祝いなんだけど」
『いや、限度というものを知って!!?』
業「じゃ、付けるね」
『無理無理無理！
ほんっとに！』
業「いーから
じっとして」
『っ、…もーー…分かった、うん、分かった』
こうなったら貰ってやる
諦めだって肝心
『…うはぁーー、キレーデスネー…』
業「うん…、めっちゃ似合ってる」
『そりゃあどうも
…まぁ、このネックレスは飾っとこ』
埃の被らない所に
……ネックレスだけで何円するんでしょう
『…やばい、体震えてきた』
業「なんで？」
『今日1日で私に使われた金額考えたから』
業「そんなに？」
『マジで焦凍と業のせいだ』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 146人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みょんみょんみょん - あ、「ありとあらゆるものを破壊する程度の能力」…だと⁉と、東方ではないかっ！( ﾟДﾟ)嬉しい！ (2023年3月22日 12時) (
レス) @page4 id: 6498bb923a (このIDを非表示/違反報告)
焔(プロフ) - 茨の谷の第二王子さん» はい、知ってますよ〜。それに大ッッッッッッッッ好きです (2022年3月30日 8時) (レス) id: 5807d3d23e (このIDを非表示/違反報告)
茨の谷の第二王子 - ツイステ知ってるんですか！？ (2022年3月30日 2時) (レス) @page21 id: d096c6aa19 (このIDを非表示/違反報告)
焔(プロフ) - リィさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！セリフ有難いです！少し修正してきますね( ･ω･)ゞ (2021年10月18日 9時) (レス) id: 5807d3d23e (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - いつもとても楽しみながら読んでます！面白いです！更新頑張ってください！(長くなりすぎたので二つに分けさせていただきました) (2021年10月18日 9時) (レス) @page12 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：焔 | 作成日時：2021年10月9日 23時
