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浦田「神山くーん。神山くん。神山くん!」
神山「おわっ!?なっなんすか?!」
突然、浦田さんに肩を捕まれて後ろに倒れそうになった。
浦田さんが背中を支えてくれたから椅子から落ちることは無かったけど。
浦田「昼休憩始まったのに全然ディスクから動かないから。
どうしたのかなーっと思って。」
神山「あーー、、、えっと、、」
浦田「昨日の夜なんかあった?」
神山「へ、、?」
確信を突かれて、一瞬動揺してしまう。
直ぐに普通の顔に戻したが、浦田さんは動揺した顔を見逃していなかった。
浦田「やっぱり。何があったの?」
神山「えーーっと、、、」
浦田「仕事にも影響出るくらいショックな事でもあった?」
神山「あーー、、えっと、、、」
やばい、何も言えん。
俺が解答に困っていると、後ろからひょうきんな声が聞こえてきた。
西島「失恋でもしたんじゃなーい?神山くん。まだ若いし〜、失恋したら仕事にも影響出るんじゃなーい?」
浦田「そうなの?」
神山「へ?あっえっと、、、はい、、。」
もうええわ。そういうことにしておこう。
いや違いますとか言ったら、じゃあなんでボーッとしてたの?ってまた問い詰められることになるし。
西島「やっぱりーー!ほらね?だから言ったでしょー?」
浦田「まったく。そうならそうと言ってよ〜。」
神山「へへ、、すみません、、」
浦田「ていうか、失恋するだなんて、まだまだ神山くんも若いねぇ。」
西島「ほんとだよねー。俺さえも何年もしてないよぉ、、」
西島さんはそう言いながら、俺の椅子の背もたれの所に顎を置いた。
ていうか、意外やな。
西島さん、犬系男子っぽくてモテそうやのに。
浦田「意外にモテないよね。西島って。」
西島「なんでかな?やっぱり顔?」
浦田「いや?顔はいい方だと思うよ?ね?神山くん。」
神山「そー、、すね。はい。」
西島「ということは、、、性格?」
浦田神山「多分。」
西島「のぉぉぉぉ、、、!!性格はどうにもならねぇぇ!!」
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作者名:桜吹雪が舞う季節に躍り狂うワンちゃん | 作成日時:2021年3月12日 18時