君と出合った瞬間、あっ好きって思った(重岡×伊藤) ページ14
重岡side
某音楽番組に出ることになった日。
俺達の出番が来るまで、楽屋で待機していた時のこと。
急に飲み物を飲みたくなった俺は、財布を持って半ば強引に淳太を引きずって自動販売機まで歩いていった。
そのとき、飲み物を悩んでいるような様子の俺達より小さい女の人が腕を組んで魘されていた。
ふと隣に行って顔を除き混む。
すると、結構好みの顔をしていた。
ていうか、ドタイプの顔です。
可愛い。何この天使。
そう思いながらずっと見つめていると、目を瞑って考えていた女の人が視線を感じたのか、目を開く。
すると、目の前に居た俺に驚いて、「わぁ!ビックリしたぁぁ」と言って後ずさった。
えっ声も可愛い。声も顔もドタイプ。
なんだろう。俺の好みのドストライクな人は。
「あっ飲み物…買います?」
財布を持った俺を見て、遠慮がちにどうぞどうぞと言いながら俺から数歩離れた。
なんやろ。あの可愛いさ。数歩離れる時の足とか。遠慮がちな顔とか。めっっっちゃ好み。
そう思いながらずっと女の人を見つめていると、隣に居た事も忘れていた淳太に頭を叩かれた。
淳太「そんなジロジロ見んな。伊藤さん困っとるやろ。」
伊藤さん?ああ、あの人の名前か。
ていうか、なんでお前知っとんねん。
そう思いながらも、伊藤さんに近づく。
すると、伊藤さんは頭に「?」を浮かばせながらこっちを見つめる。
ああ、やばい。ほんまに好き。
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作者名:桜吹雪が舞う季節に躍り狂うワンちゃん | 作成日時:2021年3月12日 18時