１３５話 行くしかないか ページ10
ユ・ク「・・・・・・」
フローリシュ・アンド・ブロッツ書店に来た俺とクィリナスは、書店の上階の窓に【サイン会 ギルデロイ・ロックハート 自伝“私はマジックだ”】と書かれている大きな横断幕を見て眉を顰めていた
ユ「・・・行くしかないか」
今すぐ引き返したい衝動に駆られたが、如何せん此処で教科書を買わなければ今年の授業が受けられない。更に俺は此処に教科書を買いに来ただけではないのだ
ク「私の方は上の階に教科書が売られていますので＿＿」
ユ「・・・分かりました。じゃあ、教科書を買い終わったら此処に集合で」
ク「分かりました。じゃあ、Aは気を付けて＿＿」
クィリナスはそう言うと、上の階へ向かった。俺は黄色い声を上げながら書店に入ろうとする魔女達にもみくちゃにされながら何とか自分も中に入って行った＿＿
ユ「よし・・・これで、後１冊だけだな＿＿」
そう言って最後の１冊の教科書を探していると、目の前の人物にぶつかってしまった。慌てて謝ろうとして顔をあげれば同じ顔が２つ俺を見下ろしていたかと思いきや、速攻で抱きつかれた
フ「Aじゃないか！久し振りだなっ」
ジョ「何時も家に泊まりに来る様に誘っていたのに、断るなんて酷いじゃないか！」
ユ「フレッド。ジョージ・・・苦しい、離せ」
絞殺さんと言わんばかりの力で抱擁してきたのはフレッドとジョージだった。力の籠った腕をバシバシと叩くと漸く離してくれた
パー「やぁ、A。君も来ると聞いていたから到着が遅くて心配したよ」
ユ「こんにちは、パーシー。先に別の用事を済ませていたから遅れてしまった。隣に居る子は妹の方か？」
パーシーの隣にいた赤毛の少女・ジニーを見てそう言えば、少し恥ずかしそうに俯かれた
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幸政(プロフ) - 幽輝&華さん» コメントありがとうございます♪最近は仕事が忙しくてあまり話を考えられていませんが、これからも頑張っていきます！この後、主人公とクィリナスがどの様になっていくのか楽しみにしてください(*^^*) (2018年4月8日 19時) (
レス) id: 59e58ffebc (このIDを非表示/違反報告)
幽輝&華(プロフ) - ンン！クィリナス教授可愛い！更新頑張ってください！ (2018年3月20日 3時) (レス) id: 0b112b624e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸政 | 作成日時：2018年1月2日 1時
