１７５話 過去を知っている＿＿？ ページ50
ス「・・・何故そこまでこの言葉に過剰反応する？」
ユ「この言葉で他の誰かの心が傷付けられるのは嫌なだけです。スネイプ教授、その言葉を２度と口にしないでいただきたい」
そう言うAを我輩は黙って見つめていた。我輩自身、この言葉は忌み嫌っていた。それは過去の己が仕出かした過ちの原因になった言葉だからだ。だがAがこの言葉に此処まで嫌悪を示す理由が分からなった。そんなAに自分と同様にこの言葉を嫌う程の出来事があったのかと考えたが、可能性は低かった。Aの両親であるマナ達が教えたとしても、その頃のAは赤ん坊だ。覚えているはずがない。その事をふまえてあの騒動の後ずっと考えていた我輩は、今のAを見て１つの結論に辿り着いた
ス(Aは、自分の過去を知っているのではないか＿＿？)
どんな経緯で知っているのかは知らないが・・・だが、例え問いてもAが教える事は無いとも分かっていた。だが、もしAが自分の最悪の過去を知っていたら＿＿【あの言葉】を嫌うのも納得が出来た
ス「お前は＿＿」
我輩は無意識の内に声を発したが、直ぐに思い止まった。今脳内を巡った考えはあくまでも仮説の話だ。此処で本当の事をAに尋ねて、もし墓穴を掘る嵌めになったらそれこそ滑稽だ
ス「いや、何でも無い。さっさと寝て傷を治せ」
ユ「分かってますよ(笑」
それから２日後・・・Aが完全に授業に復帰出来る様になった時には、明日にハロウィーンが控えていた
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幸政(プロフ) - 幽輝&華さん» コメントありがとうございます♪最近は仕事が忙しくてあまり話を考えられていませんが、これからも頑張っていきます！この後、主人公とクィリナスがどの様になっていくのか楽しみにしてください(*^^*) (2018年4月8日 19時) (
レス) id: 59e58ffebc (このIDを非表示/違反報告)
幽輝&華(プロフ) - ンン！クィリナス教授可愛い！更新頑張ってください！ (2018年3月20日 3時) (レス) id: 0b112b624e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸政 | 作成日時：2018年1月2日 1時
