１６９話 風邪の流行 ページ44
騒がしかった週末が明けた日の最後の授業は、スリザリンと合同の魔法薬学の授業だった。授業中、ドラコが何度も俺の方をチラチラと覗いていたが、俺は気付かないフリをした。ドラコ自身がきちんと謝罪の言葉をハーマイオニーに言うのを待っていたからだ。プライドの高いドラコが易々と非を認めるとは思っていなかったが、俺としても此処は譲れない所だった。俺とドラコの気まずい雰囲気をハリー達は感じ取っていたが、ドラコがいつもより元気が無い事は喜ばしく思っていた
ユ(それにしても・・・風邪が結構流行っているな。ハーマイオニーも風邪を引くし＿＿)
そう、ハーマイオニーが風邪を引いてしまったのだ。ハーマイオニーは凄い。熱が４０度近くあるのにまだ授業に出たがる。あまりの病欠の多さに、マクゴナガルが集団補習を行うと聞きやっと引き下がった。ハーマイオニーは普段自分の事を完璧にこなしながら、ハリーやロン・ネビルの面倒を見ているのだから(俺は面倒だから極力手伝わないし、１人でさっさと終わらせて次回の予習かスネイプに質問攻めをしている←)それこそ授業でもレポートでも、２人は何時だってハーマイオニーの世話になっている。正直、ハーマイオニーは辞書より凄い
ロ「あーあれなんだっけ、ハーマイオニー。コウモリの羽と混ぜると爆発する薬！赤いの！」
ハー「サラマンダーの血液じゃないかしら？ねぇ、A｣
ユ「あぁ、そうだ」
ロ「そうそれ！」
こんな事、辞書では調べられない。俺は、自分自身優秀だと思っている。どの教科も１位であり、好きな教科ならば更に加点を貰っている。それでも、特に魔法薬の時間に１番面倒なネビルにハーマイオニーが付きっ切りになるとロンとハリーの手助けをする。あくまでロンとハリーだ。この２人は薬がおかしくなれば異変に気付くし、本気を出せば並みの薬が調合出来る。２人のアレは、所謂ケアレスミスや適当さが原因なのだ。２人は何時に無く真剣な様子で薬を調合していた。繰り返すが、今日はハーマイオニーが居ない
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幸政(プロフ) - 幽輝&華さん» コメントありがとうございます♪最近は仕事が忙しくてあまり話を考えられていませんが、これからも頑張っていきます！この後、主人公とクィリナスがどの様になっていくのか楽しみにしてください(*^^*) (2018年4月8日 19時) (
レス) id: 59e58ffebc (このIDを非表示/違反報告)
幽輝&華(プロフ) - ンン！クィリナス教授可愛い！更新頑張ってください！ (2018年3月20日 3時) (レス) id: 0b112b624e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸政 | 作成日時：2018年1月2日 1時
